【暴君現る】さらなる寝ぐずりとの闘い
もうすぐで生後二ヶ月になる我が子との日々。
体重はすでに2キロ近く増えた。
敷いている布団も足がはみ出しそう。
大きくなったんだなぁ。
順調にすくすく成長してくれていることが何よりうれしいこと。
子育ては大変なことが多いから、そういうこと、つい忘れがちになるけど。
大変なこと。また夜がやってくる。
そう、毎日のように繰り広げられる「寝ぐずり」
先日の激闘の模様です(涙)
泣きわめき続け、
寝かしつけても一向に寝ず、
寝たかと思っても背中スイッチで起きる…
同じ経験をされている方、ほんとツラいですよね。いつか終わると分かっていても、これが明日も続くのかと思うと、気が遠くなりそう。
今回もさらなる「寝ぐずり」に、夫婦で立ち向かったお話。どうなることやら?!
無理やったら無理って言うから
夜の10時半。
ベッドに上がる前の授乳。
今日も始まる…
今日は何時までかかるのだろうか。
今日の我が子は鬼か天使か。
これから始まるであろう「寝ぐずりとの闘い」に少し身構える。
ほぼ毎晩繰り広げられる「寝ぐずり」
いつもは旦那さんと交代で、抱っこして寝かしつけに臨むのだが、旦那さんの体調が思わしくなく先に休んでもらうことに。
「大丈夫?」
心配そうな旦那さん
「無理やったら無理って言うから!」
心配かけまいとわたし
その時は、無理になることもないはずと信じてやまなかったが・・・
暴君登場!
授乳後、すぐに眠りについた我が子。
時刻は10時45分。
30分待ってベッドにあがろう。
その日は、泣きわめくこともなく、暴れることもなかった。
今日は順調そう、かな?
そして、ベッドまで運ぼうと立ち上がった瞬間に、なぜかパチリと目を開けた。
え、30分待ったのに、これかよ。(心の声)
そこからが長かった。
いったん起きた我が子は、人が変わったように暴れまくる。
抱っこしていても背中を反って嫌がる。母乳も怒り狂って飲まない。
大泣きしそうになると息が荒くなるので、その時は小刻みスクワットで回避する。
少し落ち着いたかと思えば、また数分後に息が荒くなって大泣きしかける。また小刻みスクワット。その連続。
この小さな体の中に野獣が宿っているかのよう。
彼は入眠間近に一段と大暴れする。
ひとしきり暴れた後、「すん」といきなり目をつむり、眠りにつく。
しかし、ここで一安心してはならない。
眠っていても、まだ暴君は潜んでいて、時折、息が荒くなり手をバタバタして暴れだす。
だから、ひとときも気の休まらない時間が流れていく。
ようやく暴君をなだめることに成功し、眠りについたが、これで終わりではない。
次の難関は、「ベッドに置く」
毎回苦労するわけではなく、授乳後すぐに置ける時もある。
しかし、夜、とくに暴君が現れた後にベッドに置くのはかなり難儀する。
強力な「背中スイッチ」が内蔵されているのか、置こうと構えるだけで敏感に察知。いつもだったらもう十分だろうと思えても、全く通用しない。
この日は、「ほんと、どうなってるの?」
…と思えるほど、背中スイッチが反応。
置くのに失敗したら、また暴れまくるところからやり直しになるので、体力も精神力もどんどんと削られていった。
気がつけば、午前1時。
かれこれ、2時間近く格闘したことになる。
わたしが先に言った言葉
「無理やったら無理って言うから!」が脳裏をよぎる。
もう限界。無理だ。。。
助けを求めて、旦那さんがいる部屋をノックした。
救世主登場!
旦那さんは疲れているのにもかかわらず、すぐさま抱っこを交代。
わたしは疲れ果て、ベッドで横になる。横になりながら様子をうかがおうとしたが、眠気の方が勝り、そのまま寝てしまう。
しばらくして、目が覚める。まだ抱っこしてくれている旦那さん。
「今何時?」わたし
「2時半」旦那さん
・・・なんと、旦那さんも1時間半近く格闘していたことになる。
暴君は少し落ち着いたみたいだったが。
この日は、急激に寒くなった日だった。
なだめるのに無我夢中で気がつかなかったが、自分の体も冷え切っていて、赤ちゃんの手足も冷たくなっていた。ベッド自体も冷たかったのか、背中スイッチがいつも以上に反応していたのかもしれない。
暖房つけよう、という旦那さんの提案に、室内の温度が寝にくかった原因の一つだったのかも、とようやく気づき、暖房をつけてベッドを温めることに。
その後、まだしばらく時間はかかったが3時過ぎにやっと眠ってくれた。
旦那さんが助けにきてくれなかったら、体力も精神も限界突破していたと思う。
いつも本当にありがとう。
それから、あの日以上にカオスだった日はおとずれてはいませんが、相変わらず、暴君は寝る前に登場し、われわれ夫婦はあの手この手でなだめています。
(今後、おとずれないことを切に願う。でもまたやってくるんだろう…)
きっといつかこんな日も「すごかったな」と思い出して笑える時がくるはずで、書いている今も、我が子も一歩一歩成長しているんだろうなと振り返っています。
でも、無理な時は「無理」って思ってもいい。
誰かに寄りかかってもいい。
そんな感じで、自分の感情も大切にながら、子育てを楽しんでいきたいなと思っています。