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【24時間営業問題】私たち消費者の責任と労働価値の変化について

☆はじめに

 こんにちは。テレビ東京みるぞーです。今回はWBSやガイアの夜明けで何度も取り上げられている、「24時間営業問題」について、私の考えをまとめました。関連番組は以下の通りです。まだ見ていない!という方は、ぜひ番組をご覧になってから、このnoteを読んでいただけると嬉しいです。

これ以外にも、テレビ東京BODで「24時間営業」と検索するとたくさんの関連番組やニュースが出てきます。気になる方はそちらもチェックしてみてください! 

☆24時間営業のお店

 さて、本題に入ります。コンビニ、カラオケ、ファミレス、ネットカフェetc.
 24時間営業しているお店はたくさんありますね。最近は24時間営業のジムやスーパー銭湯も人気らしいです。

コンビニ

ジム


 その一方で、コンビニのフランチャイズ店主の労働環境問題から夜間営業の取りやめや無人店舗実験が始まったり、最近では外食大手のすかいらーくグループが「24時間営業を取りやめる」と発表したりと24時間営業に対して疑問の声が上がり、その是非に対して様々な意見が出てきています。

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☆24時間営業は必要なのか 

みなさんは、24時間営業は必要だと思いますか?

 わたしは正直、いらないと思います。24時間営業は、いろいろなことを犠牲にして成り立っていると思うからです。犠牲になっているものとして1番に思いつくのは、働く人だと思います。深夜の売り上げに対して人件費というコストが割に合わない可能性も高いです。

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☆24時間営業がやめられない理由

 ではなぜ、24時間営業は嫌がられているのにやめられないのか。それは、みんなやめないからではないでしょうか。深夜のコンビニやファミレスに対して、僅かでも需要があることはたしかです。明け方から活動しているトラック運転主さんが立ち寄ったり、深夜突然具合が悪くなった時に必要なものを買いに行ったり。その需要は、当然ですが競合他社、他店舗と奪い合うことになります。2分歩けば別のコンビニがある都内で、隣の店舗はやっているのに自分の店舗は閉まっているとなると、深夜の顧客だけではなく、昼間の顧客まで奪われる可能性が出てくるのです。

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 以上のように、コンビニやファミレスなどの24時間営業は、みんなやめないからやめられないという状況があると思います。いま、やっと大手コンビニ各社が深夜営業の中止を認めたり、無人化の実験を行ない始めました。このまま、業界全体で足並みを揃えて、24時間営業の必要性について議論が深まるといいなと思います。

☆消費者としての責任

 そして、私たち消費者も、24時間営業について考えなければいけません。そもそも、24時間営業が始まったのは、私たち消費者がそれを求めたからです。24時間営業が当たり前にある世界に生まれた私たちですが、その必要性を一度考え直すタイミングが来ているのではないでしょうか。
 生まれた時から当たり前のものを疑うこと、そして変化させることはハードルがとても高いと思います。しかし、ハードルが高いからという理由で変化をあきらめていいのでしょうか。消費者第一思考が強い日本の小売業界、飲食業界を変えていけるのはむしろ私たち消費者です。そして変化させることは、私たちの責任でもあります。多くの人が考え、意見を持ち、行動することで社会に大きな変化を起こすことができます。それが消費者としての責任を果たすことなのではないでしょうか。

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 また、24時間営業以外にも、「犠牲の上に成り立つビジネス」は多くあると思います。例えば、便利な配送サービス。これは、配達員の労働環境が問題になりましたよね。私たち消費者視点では便利なサービスも、提供側にとっては苦痛である可能性があることを考慮する必要があります。しかし、それらのサービスが必ずしも絶対に悪いとは限りません。そのサービス提供や、24時間営業に必要なアルバイトが存在しているからです。深夜のアルバイトは時給が高いので、学生には一定の人気があります。それでは、24時間営業で犠牲になる人はいないのでしょうか。そう単純ではありません。コンビニの場合だと、加盟店のオーナーはアルバイトがいない時間を賄うため、大きな負担を強いられています。
 以上のように、物事はどの視点から考えるかによって、見方が大きく変わります。いつもいつも消費者視点で便利を求めるのではなく、サービスを提供する側やそのために働く人の視点でも考えることが大切です。

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☆労働価値の変化

 これからは日本の人口がどんどん減っていきます。もちろん、日本だけではなく世界でも、高齢化や人口減少は大きな問題になっていくと思います。その中で、いつまでも体力や根性の求められる24時間営業、長時間労働にこだわるのではなく、もっとクリエイティブな、感動を作れるように時間を使うべきではないのでしょうか。「感情労働」が求められる時代がきていると思います。


プレゼンテーション1

 感情労働は、サービス業に従事する方が自分の感情を押し殺して相手を重視して仕事をするという意味でも使われますが、私が言っているのは、「感情を動かせるような労働」ということです。高い質で高い満足度や深い感動を得られるような仕事をする人。そして正当な対価を支払う消費者。この両者が存在するようになれば、労働者も消費者も、「豊か」になるために時間を使うことができます。そんな世界の方が、よっぽど素敵だと思いませんか。

☆おわりに

 テレビ東京BODは、有益なビジネス番組を2.0倍速、CMなしで見られる、神サービスです。社会について関心を持つ、知る、考えることは生きていくうえでとても大切なことです。私もアカウントを始めた当初は、わからない単語が多すぎてちんぷんかんぷんでした。それでも、毎日見続けることで少しづつ、内容が理解できるようになり、自分の意見も持てるようになりました。本当に、 #世界最高の500円の使い方 だと思います。皆さんもぜひ、ご登録ください。

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