stage
CUBERSは2015年10月にシングル「SHY」でインディーズデビューをした。今回の記事でピックアップする曲「stage」は、このインディーズデビュー曲のカップリングとして収録されている。8年前のこの曲が今になって私の感情を揺さぶりまくっている。
初めてライブで「stage」を聞いた時、嬉しすぎて思い入れがありすぎて、下を向いて泣いてしまった。下を向いていてはダメだと、ぼろぼろ泣きながらステージを見ていた。
今にも飲み込まれそうな不安も
迷いも力に変えるって
僕らが証明するよ
さぁ行こう幕が上がるよ
この言葉から始まる曲で泣かない訳がない。解散を発表しているグループがライブでこの曲を歌う。どんな想いでCUBERSは歌っていたのだろう。
この曲は全編通して新しい場所への不安やここから一歩を踏み出すんだという、前へ行く思いを歌っている。インディーズデビューを体現したような曲だと思う。初めてこの曲を聴いた時、インディーズデビュー曲でこんなまっすぐ伝わる曲を歌うってすごいなとしみじみしてしまった。8年前の曲が、今ファンになった私にもまっすぐ伝わる。本当に良い曲だからこそだと思う。
8年前、この曲を歌っていた時は確実にこの歌詞のままの気持ちだったのではないだろうか。「僕らが証明するよ」という強い気持ちでステージに立っていたはずだ。
2023年、解散を発表している今はどんな気持ちなんだろう。
CUBERSの8年
今になり「stage」という曲にはCUBERSの歴史という付加価値が付いた。解散を目前に控えた今だからこそ、歌詞に「歴史」という重みが加わる。この曲を「SHYのカップリング曲、めちゃくちゃいい曲だなー」と呑気に聞いていた時とは違う。
足踏みをしていた頃も今じゃ宝物
悔しさが僕らを育てた
CUBERSは結成から8年、変わらず5人で活動を続けてきた。この曲を今聴くと8年という歴史に思いを馳せてしまう。
トップアイドルグループや世界的なグループも、下積みがあったり順風満帆で人気を獲得した訳ではないという話をよく聞く。グループの風通しをよくする為にメンバーを増やしたり、様々な理由からメンバーが脱退をしてしまう事もよくある事だと思う。そうやってグループは変化していくものなのだろう。
私はCUBERSのど新規ファンなので、歴史の証人ではない。CUBERSの歴史をこの目で見てきたわけではないので本当に偉そうなことは言えないけれど、それでも、cubersが変わらずずっとこの5人で活動を続けてくれた事にとても感謝している。
本当に仲が良くて、プライベートでも遊んでいるんです!っという訳ではなさそうだし、かといってギスギスしている感じでもない。仲が良い温和なだけのグループでもない。なんとも形容し難い独特の空気と距離感がこの5人にはある。それは変わらず5人で活動をしてきた8年間がそうさせるのだろう。足踏みや悔しさを共に超えてきた8年間。CUBERSはそうやって作られたんだと、8年前に発表されたこの曲を聴きながら、思いを馳せる。
点と点を繋げていく
どんなグループにも歴史がある。ファンはその歴史含めグループを推している。
消えない足跡残そう
笑われたってブレやしないさ
私はこの歌詞がとても好きだ。stageというこの曲も歴史の足跡の一つだ。ど新規の私はこれから一つ一つ足跡を見つけていくしかない。そうやって少しずつだけどCUBERSの歴史を見ていきたい。そう思わせてくれるCUBERSが好きだ。
CUBERSが残してくれた足跡は消えない。
次回はCUBERSの「27CLUB」という曲とそこから思う数字の呪縛について書きます。
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