CHOICE
何故その人がその沼にいるのか、どうやってそこに行き着いたのか、という事にとても興味がある。そこにはその人の人生があり、道が見える。そういった話を聞くのがとても好きだ。
私は人生でアイドルにハマった事がなかった。男性ボーカルユニットや、ダンスボーカルグループにもハマった事がない。かっこいい!ダンスがうまい!パフォーマンスが素敵!そういった事の魅力が分からない。そう思っていた。では何故私はCUBERSの沼にいるのか。何故私はここに行き着いたのか。
新しい沼のほとり
漫画が好きでアニメが好きでアニメばっかり見ていたら、ある声優さんに出会った。ドボンっと沼に落ちる音がした。そこから私はアニヲタで声優ヲタとなった。
ある時から声優ヲタ垢のTLで同じ人のリツートが流れてくるようになった。私のTLには「末吉9太郎」なる人のtweetが並ぶようになった。
興味はないが、「末吉9太郎」なる人のtweetが目に入る。まず名前が読めない。この人は一体何の人なのか。全く何者なのか分からないが、サムネ画像にのるこの人が話しているであろう言葉はとてつもなく共感できる。共感できるその言葉がひっかかり、9ちゃん動画を見始めた。なんて言葉のうまい人なんだ!しかもめちゃくちゃ共感できる!おもしろくて、言葉をたくさん知っていて、すごく頭のいい人なんだなーおもしろいなーと感動しながら動画を見漁っていた。漁りながら9太郎さんがアイドルである事を知ったが、アイドル活動の方にはあまり興味を持てずしばらくは動画ばかり見ていた。
9ちゃん動画にアップされている動画をほぼ網羅したタイミングで「9太郎さんを応援する意味でも、アイドル活動の方も見てみるか…」とCUBERSのYouTubeチャンネルを開いた。最初はどっこいしょという感じだった。私は今でもそれをとても後悔している。もっと早くにCUBERSのMVを見ていたら。9ちゃん動画を見始めた時にちゃんとCUBERSを検索していたら。そんなたらればの後悔をずっと引きずっている。
際立つ楽曲の良さ
最初に目にとまったのが「CHOICE」MVのサムネ画像だった。ばっと目に入る綺麗な水色とスーツの5人。なんとなくそれをクリックした。
本当に驚いた。イントロ頭で「あ、この曲好きだ」となった。アイドルの曲を軽んじている訳ではないが、あまりの楽曲の良さに驚いてしまった。イントロのビッグバンド的な華やかさとわくわく感。Aメロになると音数が減り、ほぼリズムだけになりメロディーが際立つ。しかもリズムが気持ちいい。リズムがしっかりしているのにすごく軽やか。その対比がとても気持ち良い。
そしてサビ。目の前の世界が広がって華やかに色づいた感じがする。1度聴いただけでメロディーが頭に残る。更に、衣装のピンクと黒、そしてスタジオバックのピンク、黒、黄色のビビットさが相まってメロディーに華やかさが増す。
曲の良さとバックバンドの音の良さ。このわくわく感はなんだろう。アイドルの曲はこんなにもかっこいいのかと本当に驚いた。
曲の良さにばかり気が向いていたので、今度はちゃんとMVを見よう、アイドルの9太郎さんをちゃんと見ようとMVをリピートした。恐らくそれが沼の入口に立った瞬間だと思う。
アイドルとは何か
私は未だにCUBERSが「アイドル」なのかよく分かっていない。そしてCHOICEという楽曲がアイドル曲として成り立っているのかも分からない。「アイドル」を知らないからそれは当然かもしれない。だけれど、だからこそなのか、私にはそれが良かった。アイドル過ぎないからこそ、アイドルと縁のない人生を生きてきた私にも届いたのではないかと思っている。
私は「アイドルとしてのCUBERS」ではなくCUBERSだからこそ好きなんだと、CHOICEを聴くと再確認する。
次回は何故こんなにもCUBERSにハマっているのかを記事にしたいと思います。
自分が何故この沼にいるのか、言語化するのはとても難しいです。
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