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ふたごの出産は命がけ

こんにちは。ふたごのママンこと、もちぞーです。

まず、出産は全て命がけです。
それは1人でも多胎児でも同じ。
世の中のママたち、それを支えるパパ含め支えてくださる人全てがHAPPYでありますように🙌

今日は、ふたごの出産について書きます。

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出生体重、「2,360 g」(息子)、「2,340 g」(娘)で爆誕した子供たち。

この体重、少ないと思いますか?
実は、ふたごにしては大きい方なんです!

「2,000gの壁」って聞いたことはありますか?
これは「NICU(新生児集中治療室)」に入る基準となる数値の一つ。

ふたご出産の場合は、「子供の両方がNICUに入院」、または「どちらか片方がNICUに入院」という場合が多いです。
理由は、体重、状態異常など多くあります。

早期出生による子供達への負担は大きく・・・「臓器未発達」などの理由から、入院後すぐに手術ということもよく聞きます。
(もちぞーはふたご育児サークルに所属しておりました。)

その壁をなんとか乗り越え・・・なんとか母子ともに退院できました。
そこからとてつもない試練が襲いますが、それはまた次に書きます。

ーーー

出産も大変!!これは私の場合なので参考までに。

出産までの努力

早期出産を恐れ、医師の言う通り、なるべく動かず、ストレスをためず・・・(ってか、そんなに脅すなら無理ゲーじゃね?※詳細は前の記事に。)過ごしていましたが・・・

「あーこれ。もううちじゃ対応できないね。紹介状書きますから。」

突然信頼していた?医師に言われ、ショックを受ける私・・・
そう!「子宮頸管」が短くなってしまったのでした。

子宮頸管とは、こんなイメージです↓


子宮頸管のイメージ

子宮頸管が短くなると、早産の可能性が高くなります。
ふたご妊娠は単純に重さが倍になるので、重力は敵です⭐︎

ふたごを妊娠した多くのママさまたちのように、
私も大きな病院へと移りました・・・

でも、そこで意外な嬉しいことが・・・!

大きな病院の先生は「ふたご妊娠」になれている!!!!

私は、ふたご妊娠がわかった人は、早めに大きな病院へと変わるのをおすすめします!
理由は、必要以上に脅されないから!!!しかも、最近は予約できるし、個人病院と待ち時間はそれほど変わらないっ!!

「私は、お腹の子供達は大丈夫でしょうか・・・?」半べそかいていた私に、大きな病院の担当医はこう言いました

「え?大丈夫じゃん?いけるよ〜!!
ってか、ここまで頑張ったね!すご!!今、産んでも全然平気。」

神か。神なのか。
私に、くどくど「死ぬぞ〜」とか、「血が出るぞ〜」とか脅さないのね!!

しかも、入院しなくていいって!無理しない程度なら、好きに動いていいって!!
私の担当医はまじおすすめです。その病院の婦人科の一番偉い人らしいけど、のんびりしてて、上からな感じでもなくて!!救いの神でした。(福岡市付近在住の人なら、DMくださいって言いたいぐらい。笑)

まあ、結局、あまりのお腹の大きさにビビった周りの親族からの勧めもあって、管理入院することに。

予定日のちょうど1ヶ月前に入院した私。30日間、24時間の点滴(※お腹の張りを抑える薬)にも耐え、遂に手術予定日になりました。
(※ふたご出産は基本的に帝王切開になるそうです。本人が強い希望をし、かつ、子供が二人とも頭が下に向いている場合は、普通分娩も可能なのだとか。)←2020年の福岡では。

担当医に手術前、様々な説明を受け・・・手術台に!!

麻酔が全然効かないというハプニングにも耐え、帝王切開なのに、看護師に「頑張れ!!!力を手にこめてー!!」と全力で応援されながら、

「おぎゃ〜」「ぎゃ〜」

と無事出産できました。

ただ、その時から変なことが。
私の手術時間が想定時間を超え、手術後の私の身体中に大きな青あざが。

「何ですか、これはーーーー?!!」手術直後、EXILE系の男性看護師に大きな声で尋ねられたのを今でも鮮明に覚えています。

知らない。私、手術台から全然動いてないよ?笑

原因は、「大量出血」。

私の場合、輸血基準値を超えた出血だったそうですが、担当医の判断で、輸血せずに済みました。

そう・・・帝王切開で事前に説明される「大量出血」に該当してしまったのでした⭐️
その病院でも年に1件以上は、大量出血から「子宮摘出」になるとのこと・・・恐ろしや・・・手術直後、更年期に襲われるところでした。

しかし!!!それでは終わらず・・・

私は、これまた手術前に説明される、「肺血栓」にもなり、手術後、3日間、息が苦しすぎて、眠れない地獄を送りました。生きるのに必死すぎて、帝王切開の痛みは全く分からず。笑
しかも、血栓が絶妙な大きさで、呼吸器なし、薬で様子を見ることにっw

私は幼少期喘息を患っていたため、麻酔も打っていませんでしたが、痛みにはお陰様で?耐えられましたっっw

しかーーーーーし!!これでは終わりません。

ふたご出産すると、母乳は普通の人の倍以上出るって知っていましたか?

何がやばいって、おっpいがパンパンどころか、ミサイルになります。
しかも、ふたごで低体重児で、ガリガリの我が子たち。

飲まない!飲めない!飲む力がない!!

私は、乳腺が詰まり、高熱と痛みで眠れない日々を過ごしました・・・看護師さんが搾乳しても搾乳しても、ミルクが止まらない・・・

アイスノンをおっpいの上に置いて、ウンウンうなされておりました。肺血栓で呼吸が満足にできない状態で。

その時は「殺してくれー!!」と本気で思っていました。うまく呼吸できないから、声にできなかっただけで。

出産から4日目、遂にやっと普通に呼吸ができるようになり、やっと寝れるぜ・・・と思っていたら!!

なんだこの体のだるさは・・・?!

「更年期」
そう、「更年期」が襲ってきたのです!!

え?子宮摘出免れたんでしょ?
NO! ふたご出産は「更年期」は逃れられません。

更年期とは、女性ホルモンの分泌が急激に減少することでホルモンバランスが乱れ、体調の変化や不調を感じることです。

ふたご妊娠中は、ホルモンが人の倍以上出るので、出産後、ホルモンの降下も倍以上⭐️
更年期と同じ症状が出ます。

神様・・・私にどんな恨みが・・・

いやいや、これでは終わらせません。

最後にトドメが、
「ふたご育児の地獄の耐久レース」です。

ふたごなので、単純に普通のお母さんがする育児量が倍になります。
しかも!低体重児でミルクをうまく飲めない我が子たち・・・。

ミルクを飲む時間が長い!!普通の子供が10~20分で飲み終えるところを、約40~60分かけて飲みます。(一人あたり⭐️死ぬよ?)

搾乳、それからミルクとしていましたが、全然飲まないし、おっpいは青紫になるしで、速攻、母乳を止める薬を処方してもらいました。
この決断は早い方がいい。と本能が叫んでいたので、母乳信者の看護師をガン無視して担当医を呼び出しました🌝

それでも!!!この地獄の耐久レースは続きます。
私は1日、合計で!2時間も眠れない日々を退院まで過ごしました。

あとで他のふたごママさんたちに聞いたら、「地獄すぎで死ぬから、子供はいつも看護師に無理やり押し付けて寝てた。だって、退院後は眠れないんだよ?」って・・・マジでそうじゃん!!!

初めての出産で、よく分からないまま、入院中はずっと泣いていました。しんどすぎて。

入院中は、絶対退院できないじゃん!!と思っていましたが、

答えは、私の場合は逆。
退院して、家族みんなで苦しみながら育児する方が楽でした。

変に正論を押し付けてこないし。
私だって母乳で育てたかったし、泣いたらずっと抱っこしたい。でも、物理的に無理。

ふたごじゃなくても、必死で育てるお母さんに、正論を押し付けるのはやめてほしい!!!!そんなん、一番わかっているんだからさ!!!

私は、育児が地獄すぎて、フランス式育児を、家族の意見をど無視して、導入しました。

正しいかは分かりません。ただ、生きるために、より良い方法がなかったんです。

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長くなりましたが・・・

出産は命懸け!情報はまじ収集した方が良いぜ!!
先輩は情報の宝箱!ということを、伝えたい。

ふたご育児サークルは、妊娠中から、皆親身に受け答えしてくれます。
もちろん、私も相談に乗ります。(役に立つかは不明。)

とにかく、生き残ろう!!!!











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