2024.8.1 木曜日

31 ポリクロームジャスパー 帰属感

今年の7月から8月への切り替わりは、じんわり感じていられた気がする。私が私でいられる日々が続いていたからかな?

今日は新しいバイト先への初出勤。子供たちと触れ合う仕事は全くの未経験、さて、どんなふうになるのかが楽しみだ。
と、楽しみにして行ったら、ぬるっとはじまりぬるっと終わった。夏休み学級の見守りの仕事は、ほんとうに見守りの仕事だった。途中、眠たすぎて意識失いかけた。
前やった工場の単純軽作業の仕事も、結局1回きりだった。ああいう頭を使わない仕事は眠たくなるし退屈だからすごく苦手……。保育の仕事 夏休みの1ヶ月 続けられるか、不安になる。

そして子供たちのありあまる元気に圧倒されっぱなしの1日だった。ひとつまた、自分自身のことで気がついたことがある。不機嫌な大人が出す、イライラや怒りが詰まった大きな音が心底苦痛なのだけれど、子供たちが出す大きな音にはそういった邪心がなく 比較的苦ではなかった。わたしが苦痛を感じていた主たる部分は、その理不尽な感情をばら撒かれることなのだと知った。けれど、比較的 というだけで やはり大きい音 大きい声は程々苦痛。今日は初日で6時間だったのだけれど、次からはフルの8時間。やっていけるの……か、不安になる。

とある子に、このクラブの先生たちは好き?と聞いたら きらーい と返ってきた。何故かと聞くと、理不尽だからと返ってくる。何かのタイミングの時に泣き出してしまった子がいて、次の時間に隣の席だったから大丈夫かと慰めていたら、勉強の時間だからとおしゃべりを注意されたのだそう。ここにもまた、小さな社会、コミュニティ。夏休み学級の中でも、職場の中でも、こうやってディスコミュニケーションが生まれている。ここは、特にそれが生まれやすいのかもしれない。学校も職場も、上下関係はあるけれど、ことさら小学生相手の大人たちは 何も通じると思っておらず 土俵が完全に違うような感覚がある、そう、大人たち側が思っているかのような。
やはり子供は鋭いな……と思いつつ、すこし気持ちを改める。そうだった、新しいことにチャレンジしたのは、新しいことを学びたいからなのだった。全て見透かされているぐらいの気持ちでやっていこう。それに、ここの大人たちとも1ヶ月の付き合い。楽しく、朗らかに、すてきにいこう。

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