2024.2.15 (木) 知らん美容室 ゲーム会 日記を読んでくれるひと また明日ねが言えない関係性

飛び起きて、眠たいままごみ捨てへ。曇りか……と少ししょんぼりしたけど、今日は室内の予定が多いから良しとする。

いつもの朝のルーティンを終えて、数日ぶりのお粥納豆。
ちゃんと間に合うように組んでるはずなのに、今日も今日とて出かける前にはきっちり慌てる。
いつも行ってる美容室の空きがなく、別の所へ。自分で決めたけど、直前になって知らない人に会うのは緊張して後悔する。

家から車で10分。Googleマップで調べたら口コミ200以上の星4.9という高さで逆に震えている。な、なにかで釣られて星5つけさせられるんじゃ……何を買わされるんだろう……。ホットペッパービューティーのポイントかついてたからって、初回限定最安値で安直に決めたのが良くなかったのかもしれない。知らない人と会うの緊張するし。後悔。
こうなってみてから、「いつもの場所」があることのありがたみを知る。そう、思い出した。わたしは極度に美容室が苦手なんだった。克服したつもりになっていたけど、ただ波長の合う美容室を見つけただけで、苦手なのは変わらなかった。

施術自体は問題なく、スムーズに進む。シャンプーは人とか美容室の設備とかでだいぶ変わるから、面白い。ただパーマ液がすごくしみた(アトピーが頭皮の生え際あたりにも満遍なくいるので、その為)いつも行ってる美容室の方は、めちゃくちゃ気にしてくださって、パーマ液の刺激があるかどうかも毎回慎重に見てくださっていたな……。いつものところの有難みが身に染みる、パーマ液だけに。

何とか終了。帰り際に色々値引きの紙やらご紹介サービスやら説明してもらったけど、2回目に来る予定は無いので、申し訳ない気持ちで聞く。こういう時、ゴミになってしまう紙がもったいないなと思うし、一生懸命説明してもらってる美容師さんの時間ももったいないと思う。次回のご案内してもいいかいらないか、最初に選べたらいいのになあ。

なんだかぐったり疲れてしまって、家に帰って美味しいパンとぜんざいを食べた。組み合わせは突っ込まないで欲しい。とにかく疲れて、餅2個平らげる。お腹が満たされて少し眠たくなる。曇りの日はすぐ眠たくなるから、許して欲しい。

渋々起きてゲーム会へ。これまた久々の人間たちに会うので緊張……やっぱやめとくか……？など思いながら渋々身支度。行ってしまえば楽しくなることは過去の経験からも実証済みなのに、どうしてこんなに憂鬱になるのだろう。

車に乗って、通勤の道。最近パートナーが聞いているというpodcastのゲイで茶を沸かすという番組を流し聞き。怖いこととか苦しくなるような事がなくて、とにかく面白くて、聞きやすい。楽しく聞いていたら到着。

少し早くついたので、呼吸を整えてから待ち合わせの店内へ。
全然話しかけるつもりはなかったのだけれど、元職場の同僚達が変わらなくそこにいて、変わらないものと変わったものがあって、懐かしくなって、嬉しくなって、気がついたら駆け寄っていた。
インスタ交換した学生の子に「ノートみてますよ」と言ってもらえてとても嬉しかった。自己満足の記録として始めたものだけど、ちゃんと見て、知ってくれている人がいる。これからも、大切に文字を紡いでいきたいと改めて思ったし、そんなふうに自分の時間を割いて読んでくれているこの文章の中に、何か一つでも、役に立てることや 考えのきっかけになるような もしくはクスッと笑ってしまうような、心が軽くなるような、そんななにかひとつでも含まれていたら、嬉しいなあと思った。わたしで力になれることがもしあれば何でもするし、そうでないとしても、こんなふうにきらきらだったりダメダメだったりを繰り返しながら諦めたり絶望したりしながらそれでもなんとか生きてる一人の人間がいるってことが、誰かの あなたの ほんの少しでも支えになれたら それ以上に光栄なことはないです。わたしは死んじゃダメとか生きていてとか軽々しく言いたくないのでそんなことは言いません、ただ幸福であってほしい。幸せでいて欲しいと願うのは、私の為であって君たちのためじゃない。君たちが幸福であることがわたしの幸せだからだ。幸あれ。愛しい人々。

なんやかんやしながら合流。
すごく緊張してたけど、緊張することなんて無かった。旭美のみんなとの集まりと違うベクトルだけど同じ みたいな感覚があって、とても居心地が良かった。必要以上に踏み込まず、相手への配慮をもちながらも、程よく相手に興味がなくて、自由で、どう見られるかとか どう見えるか とかじゃなく、ただどう有るか、みたいなグループ。大好きです。わたしは職場の人間ではなくなったから、ある種そういう心持ちで参加出来たのも良かった。繋がりのない繋がり。誘ってもらえて本当に本当にうれしかった。
お金割る時にいつも小銭を分け与えてしまうので、ゲーム会の為にPayPay始めてもいい気がしてきたけど、それすら面倒くさくなって多分やらない。

帰宅、大急ぎで眠る支度をして1時過ぎ、こんな時間になったのは久々だ。でも、興奮で眠れる気がしない。だけどわたしたちには明日も来るし、明日以降もわたしはわたしを好きでいたいので眠ってみます。

帰り際、また明日ねーと挨拶する彼らに、わたしは何も言えなかった。自信を持ってまた明日ねと声をかければよかったなと少し後悔。また明日ねが言えない繋がり、でも、それはそれで、いい気もするし、重要な気もする。