ハロプロは、自分が自分として生きていくことの自信をくれる

わたしには特筆するすごい特徴は無い。

それでもゆるやかに自分を好きだし、やりたいことは叶えてくれそうだし、そこそこいいやつだと思えるし、好きな人から好かれるだけの何かは持ってると思える。

そう思える要因のひとつに、ハロプロが好きなこと(好きだったこと)があると思う。

ハロプロのメンバーはみんな、凛としていて、ツルンとしていて、努力していて、いい意味でのプライドを持って活動している。可愛さや性に甘えずに、あくまでも歌やダンスのスキルを向上させるために自分を鼓舞して生きている。

過去のメンバーの中にはハードな経験をしている人もいるけれど、なんやかんやで豊かな生活に落ち着く人が多いように見える。

メンバーが歌う歌詞も、身体の内側から自信を与えてくれるものが多い。

"誰よりもわたしがわたしを知ってるから誰よりも信じてあげなくちゃ"
モーニング娘。「I WISH」後藤真希さんパート

"いくつになっても私は自分を信じるわ"
後藤真希さんソロ「涙の星」

"今日がこの先の未来より一番若いんだし"
モーニング娘。「春ビューティフルエブリデイ」亀井絵里さんパート

今書いてて思ったけど、I WISHと涙の星って関連してるのかな。

「誰よりもわたしがわたしを知ってるから誰よりも信じてあげなくちゃ」
後藤真希さん(14歳)

「いくつになっても私は自分を信じるわ」
後藤真希さん(18歳)

この歌詞がどれくらい自分に染み込んでるか分からないけど、自分には自分がいるから大丈夫だと思えるし、生まれてきてからずっと一緒に生きてきた自分は絶対に自分の味方だと思えるのです。

ありがたいことに(交遊の狭さのわりには)味方っぽい人が何人もいるけれど、安心感の土台には「自分が味方でいてくれること」があると感じています。

女の子史上一番好きな亀井絵里さんのパートにある「今日がこの先の未来より一番若いんだし」という歌詞もとても好き。これを亀井絵里さんが歌うから、歌詞が生きてくる。

亀井絵里さんがこの歌詞を歌ってくれることにより、私たちはいつでも何をしてもいいし、おばちゃんになってもずっと可愛いんだよって言われてる気分になります。ずっと気持ちは変わらないし、中学生みたいな心が永遠に続いてもいいんだよって言われてる気分になります。

ハロプロは、その人がその人として、見た目上どんな活動をしていようが、本質的にはライフワークのような活動をしていることを、後押ししてくれる存在。自信を授けてくれるし、そのままでいいし、自分を安売りするんじゃないよ、というほどよいプライドを与えてくれる存在。

思春期にハロプロを好きになれて、よかったなぁ。生きながら大事な物語を見せてくれたメンバーの人たちと、つんく♂さん、ありがとう。

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