帰省しながら仕事/自分の仕事づくりという光
明日から10日ほど地元秋田に帰省する。いま、手持ちの仕事は占い鑑定×4・エッセイ修正・自分の仕事をつくる会の企画・簡単なWebの作業。どれもパソコンがあればできる。パソコンすらなくても、書くものがあれば何とか進められるものも多い。
改めて、どこでも仕事できるのは助かる。自分で選んでるから「助かる」というか、「最初から分かってて、そのようにした」という感じだけども。
中高生の頃は、こんな自由度の中で働けるのは、小説家や社長くらいだと思っていた。それか特許でも取ればいいのかな?とか思ってた。知ってる職業のバリエーションが少ないから、仕方ない。自由なスタイルで働くことは、まず無理なことだと思ってた。
大人になってから「Web系のフリーランス」の存在を知った。自由度が高いのに、それになる難易度は小説家や社長ほど高くないから、大変助かる選択肢だった。新卒でフリーランスになった。収入のほとんどを、Webライターとして得ていた。
最近は、自分の商品を用意して、販売しはじめた。占い鑑定。誰に頼まれるわけでもなく、報酬を設定されるわけでもなく、ただわたしの基準で、わたしのタイミングで売っている。もちろんお客さんがいるわけだから、いい加減にはできない。真面目にやっている。大変さや責任感も感じる。でも誰かに依頼されるクライアントワークよりは、ずいぶん自由に自分らしくやれているから、満足。
「自分の仕事をつくる会」という会も育て中である。これは、なるべくお金を取らずに育てながら、どこかのタイミングでちゃんとマネタイズしたい。需要だけをキャッチして、更地の整備からやってる感があって、楽しい。これもやはり、誰にも頼まれてないのに、やっている。楽しい。誰にも頼まれないのにやってるのは、楽しいからだ。誰にも頼まれてないし楽しくなかったら、たぶんフェードアウトしてしまう。
わたしはクライアントワークよりも、サービスを作って提供する人になりたい。企業のサポート系の業務じゃなくて、直接お客さんとやり取りする立場がいい。直だと、自分の行動の意義が分かりやすいし、間に謎のものが介入してしまうことによる謎のストレスも無い。
「原則、働きたくない」というわたしみたいな人の中には、似たような人がいるんだろうな、と思っている。意義をあまり感じない業務をすることや、自分の意思で決められないことにジワジワと心を侵食されてしまう人。でも直接お客さんとやり取りするなら、むしろ熱意がわいて楽しめるような属性の人。
自分でサービスを作って、それで生活していくなんて、そこから遠い場所で働いてる場合は信じられないかもしれない。でも、やれてるロールモデルはたくさんいるから、わたしもできるって思ってる。マツオカミキさんとか、桜林直子さんとか。
自分のわがままさを封印せず、わがままを活用しながら前進して、結果的に人の役に立っていきたい。感じた気持ちも、やってきたことも、すべてがエネルギーになるはずだ。
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