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在宅ワークのルーツは不登校
在宅ワーク5年目の28歳女です。ついでに時短勤務で、フレックス勤務でもあります。
自分には在宅ワークやフレックス勤務が合ってるわけだが、それは社会人になる前の大学時代、いや、初めて本格的な不登校になった中3の頃には気付いていたと思う。
勉強だけはマイペースに続ける不登校時代と、仕事をする在宅ワーク時代は、性質としては同じだと思う。
わたしが特に学校を休みまくったのは、中3の9〜10月頃。
表面上の理由はずっと続く頭痛。
根本的な理由は疲労。
受験期に恋愛のごたごたや勉強、進路、まだ引退できない部活、合唱コンクールのピアノ伴奏などが重なり、身体的にも精神的にも疲れてしまったのが根本的な原因だった。
あとは当時はまだ分かってなかったが、発達障害の特性の二次障害として鬱っぽくなっていたんだと思う。
不登校の人って家で何してるんだろう?と思うよね。わたしは普通にゆっくり勉強してた。昼間は家で勉強して、夜は塾に行ってた。学区外の塾に行ってたので、不登校でも気まずさはなかった。
すごく調子が悪くて疲れてるのに、勉強は気合でこなしてた。あれは在宅ワークのルーツだと思う。
人との交流や五教科以外の勉強、うるさい教室、圧をかけてくる先生、ケータイを使えない時間、じっと座ってなきゃいけない雰囲気、周りの人と席が近い……
こういうストレスから解き放たれた不登校、勉強だけは何とかこなせた。これは在宅ワークのルーツだと思う。
疲れたときは気分転換にピアノを弾いたり、好きな曲を流したり。
やるべきことが明確なときは、マイペースに自宅で進めたほうが良い。この思想は中3の不登校時代に染み付いた。
高校卒業後の浪人も、登校自由で、家からでも自分のペースで進められる、東進のパソコン授業を選んだ。これも見事に自分にフィットして、自分のレベルよりも高い千葉大学に合格した。
んで、何が言いたいんだろう。
不登校時代の自分に伝えたいことがあるとしたら、不登校の時期は自分に合ったオリジナルのスタイルを見つけやすい時期だと思うから、ただ学校に通うよりもプラスになることも全然あるということ。
いろんな方面への気まずさや焦りの波に襲われることもあるけど、自分はどういうのが嫌なのか、何を考えてるのか、どんな世界だったら平気なのか考えられるいい機会だと思うから、自分の時間があることの良さを感じてほしい。
社会人になっても気質が大きく変わることはなくて、在宅ワークをやっている。在宅でもやるべきことをやれてるのは、不登校時代の経験があったからかもしれない。
不登校の時は不登校が気まずさでしかなかったけど、今思えば自分らしいプラスの体験だった。生きててくれてありがとう中3の自分。
毎日投稿67日目。
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