田んぼの草取りをしてきた
きのうは知り合いの田んぼの草取りをしてきた。
初めて入った田んぼ。
裸足で入ってみての感想は、きめのこまかい水の粘土に吸い込まれる感じ。知ってる中で一番近い感触は、白玉粉を練ってるときのあの状態かな。
稲の隙間に生えている草を取る。手首がチョンチョンと稲の先に当たってしまい、15分くらい経つと軽くかぶれてかゆくなった。
でもここは田んぼである。泥パックみたいなものが地面に敷き詰まっている。稲の先が当たる手首全体に田んぼの泥を塗ってみると、いい感じにコーティングされて、稲の先が当たるのを防ぐことができた。
稲と稲の間に足を入れるたびに、ムニュ〜〜〜〜〜〜っと地面に形が付く。一見すると田んぼをごちゃごちゃに掻き乱してる気がするけど、空気を含ませたほうがいいし、地中で根を切ったほうがよく育つらしい。機械だと空気を入れられないので、空気を入れるためだけに田んぼの中を歩く人もいるそう。ほぉ。
4人がかりで3時間ほど草取りをしたけども、全然終わらなかった。畑もそうだけど、延々と草取りが発生する田舎。夏の田舎は草取りとの戦いだ。
お昼は千葉県富津市金谷のマルシェ「おらが市」に出店されている、美和亭のカレーをご馳走になる。鶏肉と季節の野菜が入ったカレーが染みる。
美和さんの顔を見ると無意識にカレーを食べたくなる、という回路ができてしまった。
カレーを作ってくれる美和さんは、すごく素敵な方だ。落ち着いててさっぱりしていて、上品さがあって、勝手にめちゃくちゃ好きになってしまっている。とうがらしや食用ほおずきの苗をもらったり、おくらの種をもらったりして、大変嬉しい気持ち。
40〜50代の好きな女性を見つけたときに、わたしは一番嬉しくなる。歳を重ねることが希望に思えるからだろうか。
帰宅してお風呂に入って初めて、足がとんでもなく日焼けしていることに気付く。ハチかブヨにでも刺されたかと思った。
日焼け止めは塗ってないし、どうしてもズボンをまくらなきゃいけなかったし、水の照り返しがあるし、日光を遮るものは何一つなかったしで、そりゃ日焼けもする。
家に帰ってからは、保冷剤を長い靴下の中にしのばせて、ときどき交換しつつ、朝まで冷やし続けました。痛みは引いたから、まぁ良しとしよう。
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