暫定、大丈夫な人間関係

人間関係の構築に苦手意識がある30歳女です。「自分の仕事をつくる」をテーマに活動しているのも、人間関係の構築に苦手意識があるから。

どう苦手なのかと、現時点で見つけた大丈夫な人間関係について書いてみる。

人間関係の構築が苦手と書いたけど、もっと簡単で乱暴に言ってしまえば「好き嫌いが激しい」というやつだ。

人のことを「好き嫌い」で判断してるつもりはないけども、不快を感じるセンサーが強く、イエローカードやレッドカードを出すタイミングが人よりも早いんだと思う。

SNS上でもすぐにミュート機能を活用する。予防ブロックをしまくっていた時期もある。

かつて仕事のチームからの評価でも「ポテンシャルがあるのに伸び切らない要因があるとしたら、人の好き嫌いが激しい点では」的なことが書かれていた。まったくその通りだ。好き嫌いが激しく、個人の感情に左右される人は、組織で柔軟に動くことは難しいと思う。変なところで壁が発生して、ことが進まない。

思い込みではなく、他者から見てもいわゆる「好き嫌い」が激しいんだと思う。

不快な感情を緩和させるためにいろいろ取り組んでみても、自分比では緩やかにはなったけど、やはり人と比べると快不快のセンサーは敏感なまま。

無理に直さなくてもよいのでは。環境を工夫したほうが手っ取り早いのでは。そもそもとっくの昔に社会のレールから外れてるし。

まともに近づこう!の努力は、ほどほどにしよう。

でも最近、大丈夫な人間関係を発見した。それは「自分のつくったものやサービスを買ってくれる人」との人間関係。

本を売ったり、占いをしたりしているけど、そのお客さんに対しては不快センサーがまったく働かないことが分かってきた。

優しい人ばかりだったり、まだ断定できるほどの人数と出会ってなかったり、毎日会うわけじゃなくて関わりが薄かったり……もあるけども。

そもそも自分から遠すぎる人や対極の人は来ないだろうしね。

たまにクセの強い方や、他者からは扱いきれないとジャッジされるような方が来るけども、不快感を感じたことは一度もない。なぜか「わたしだけ平気」な場合がちょくちょくある。「わたしは好きなんだよな」としか思えない。

きっと規模が大きくなったり、関わり方が持続的になったりすれば「うわぁ〜」と感じることもあるんだろうけど、今のところは平気なので、自分の仕事をつくることは自分にとって活路かもしれない。

  • 規模が小さい→コントロールできる

  • 属人性が高い→わたしを嫌いな人は来ない

  • べったりの関係性にはならない→不快になる可能性が低い

このあたりが保てれば平気な気がするけど、どうなんでしょう。

苦手なこと・無理なこと・詰んでる状況からでもまだまだ工夫の余地があること、 生き延びる道があることを確かめていきたい。証明していきたい。

ちなみに規模が大きくなる可能性のあるものや、認知が大きくなる可能性のあるもの、マイナス評価をされる可能性がそこそこ高いものは、今まで完全匿名で取り組んできた。アフィリエイトや特定ジャンルの小説など。

完全匿名の方もじわじわ収益化していく夏にする。

自分を頼って、持ちものをフル活用して、生き延びる。道を切り開く。竹やぶを切り開く。登山道は登らない。竹やぶを切り開く。

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伊藤七 | ライター
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