「働きたくない」という気持ちがどこかへ行った

「働きたくない人間の働き方研究」をテーマにnoteを書くことが多かった29歳女です。

そういえば最近、「働きたくない」という気持ちがどこかへ行った。じゃあどんな気持ちを感じているかといえば、「やることは定まってきたけど、いちいち怖いな〜」「今のわたしがやっちゃっていいのか、自信がないな〜」。

12月末で会社を退職して、フリーランス(というか無職というか)になった。占い師業に力を入れながら、「自分の仕事をつくる会」という会を育てていこうと、じわじわ活動している。

フリーランスで、決定権が自分にあって、誰かに発注されているわけでもない活動たち。

「やるぞ!」と決めてページを作ればこの世に商品が生まれるし、「やっぱり、やめた!」と決めればこの世から商品が消えるだけ。

もしやめたとしても、誰にも迷惑をかけない。迷惑をかけないことはありがたくもあり、同時にあまりにも小さい存在であることを認識させられる。

最低賃金も何もないし、目標収入を決めてもそこに到達できるとは限らないし、なんというか、ただ更地だけがある状態。家造りの材料も、キットもなく、大工の親方もいない。

ここに何をどのような方法で作ってもいいし、別に作らなくてもいい、という状態。

つねに自分でハンドルを操作しないといけないこの感覚、「働きたくない」とは方向性が全然違う。「やりたいけど、怖い!」という感じである。仕事か仕事じゃないかはおいといて、やりたいが中心にある。

わたしとしては、これは嬉しいこと。前に進んでいる感覚がある。以前とは違う感情を感じているってことは、実験を進められている証拠だろう。いきなり何もかも上手くやるのは無理で、すべては実験なのである。

新しい気持ち、こんにちは。「働きたくない」という気持ち、さようなら。「働きたくない」とは別の世界線に来た。

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