見出し画像

「朝礼 11/25」感動立国実現に向けてのキャスティングボード、B.ワン、B.ネクストクラブを盛り上げる」

Bリーグが掲げる2050年「感動立国」の実現や2024-2028年までの5ヵ年中期経営計画の達成に向けてのキャスティングボードは、「B.ワン」ディビジョンだと思っています。仮入会などもあり、クラブ数がかなり多くなると予想されていることがその理由です。

中期経営計画において、平均入場者数ひとつとっても2028年には、B.プレミアは、6000人、B.ワンは、3000人と目標を掲げています。

2028年の年間入場者数目標は、700万人。B.プレミアのクラブ数が仮に25でシーズン450万人、B.ワンが仮に30でシーズン270万人、ポストシーズンを20万人とすると740万人となり、目標に到達します。現在のB1の平均入場者数は、4708人、B2は、2459人。B3は、1500人。

B.プレミアは、今後アリーナのサイズアップの中で2028年の6000人はクリア可能な目標です。しかし、現在のB2、B3クラブの混合で構成されるB.ワンの3000人はチャレンジングであり、B.革新の是非の本丸でもあると認識しています。

2028年までにB.ネクスト所属クラブをゼロにして2ディビジョンにしたいとも考えています。それは、その方が、クラブが成長しうると思っていますし、B.ワンの魅力を打ち出しやすいと考えているからです。何よりも「感動立国」を掲げるBリーグの理念と一致しているからです。

2020年、チェアマンに就任して、一部のB.プレミア(当時は、新B1)のクラブだけ盛り上がっていれば良しではなく、下部ディビジョンも盛り上げていかないのであればこの改革は止める、という是非を全クラブの社長に問うてここまで進めてきた前提があること。また、地方創生リーグを自称し、クラブ、アリーナから全国各地を盛り上げて、その集積を持ってバスケで日本を元気に!と歩みを進めてきました。

とにかく、リーグはクラブの成長を後押しして業界を発展に導くことが仕事。昨年末B.プレミアの初年度上限18クラブを撤廃して上を目指せるクラブの受け皿を増やしたのもその理由からです。いよいよ年末に2026年のB.プレミア参画クラブ、数が決定します。よって、このクラブ以外のB.ワンまたはネクストのクラブをどう盛り上げていくか、どうすることが成長に寄与するのかに議論が移ります。

大きな方針は示していたものの各論に及んでいないこともあり、不安に感じているであろうB3クラブの代表者の皆さまに対してB3の会議に出席させていただき、あらためてこのようなリーグ、チェアマンとしての意志、しっかりコミュニケーションをとってB.ワンが盛り上がるようにすること、B.ネクストもなんとか基準クリアに向けて頑張ろうという確認させてもらいました。

安きに流れてもいけません。難易度が高すぎても心が折れます。健全性と成長性のハイブリッドでやっていくことが大切であることもあらためて表明しました。

リーグのスタッフにもあらためてこのあたりの想いと事実を共有して、B.ワン、B.ネクストクラブもできる限りサポートし、寄り添い、キャスティングボードの仲間とともに成長していこうと伝えています。


いいなと思ったら応援しよう!

島田慎二
お読みいただきありがとうございます。記事を良いと感じていただけたら、ツイッターなどで記事を紹介していただけると嬉しいです!