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JOMONの旅

退職とか引き継ぎとかベトナム旅行とか、2018年の葉月は忙しかったはずなのだけれど、どうしても諦めきれず東京まで出向いた。

馬鹿だなあ無茶だあとも思ったけれど、行って良かった。

私は器が好きだった。土偶や狩の道具や装飾も、もちろん良かったけれど、土器。うつわ。

ベタだけど火焔型土器がビリビリきた。

人がいなければ、もっと時間をかけて向き合って居たかったなあ。


縄文文化に魅惑された友達と、縄文の謎を話し合うのが好きだ。

「1万年もの間、稲作を導入しなかったのは、それを拒絶し続けたんだと思う。森と生きることを選び続けたんじゃないかな。」

友達の考察を聞きながら、なんとなくナウシカの森の人を思い出す。


地球と仲良く生きる。

生態系の一部として命を燃やす。

縄文時代を思うと、資本主義の世界から少し離れた世界に行ける。



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