わけがわからないことをたのしむ
「わかった!」は気持ちがよい。「わからない」はなんだか気持ちがわるい。それなのに私の脳みそは概ね「わかんないっすよ」と訴えるので、そのキャパを素直に受け止めつつ、「だからってあきらめてやらねえからな!」という謎の前向きさで、わけがわからないことを取り上げてみる。
樋口塾長の一人語りが上がってたんで聴いたんだけど、、、、、
ねえ、他のリスナーのみんなはわかったん?わたしの脳みそは3月のうららかな朝の光を浴びていたにもかかわらず、夢かなって思うくらいわかってないよ。でもわかりたいんだ!なので書き出してみる。まずトークテーマ⬇
「すべての事象はサイン波の集合で出来ていて、そのサイン波それぞれが、いろんな周波数や振幅によって出来ていて、それが良いも悪いも、どんな影響を及ぼすか及ぼさないかもコントロールできない」
な、なるほど…(わからん)塾長はさらに、その説明として「物理」を取り出された!よっし!これまで文系で生きてきた私には、もう「わかる」の「わ」の字も消えそうだぞ!しかし諦めない!
サイン波?あ、この図わかりやすい⬇
図の引用元:わかりやすい高校物理の部屋
さらに塾長の解説はつづく…ふ、ふーりえてんかい?
フーリエ解析→複雑な関数・現象を三角関数(波)に分解して考える
このyoutubeがすっごくわかりやすいんだろうな、ということは感覚的に感じたのでたまに見る。理解のためというより、聞いたこと無い言語にふれる感覚に近い。たとえるならばベンバ語のラジオを聞いて楽しむ感じというか…(母国語であるだけで、内容理解への距離としては日本とアフリカぐらいの距離感は感じる)
フーリエ解析のせいで、話が逸れるところだった…危ない。そこを踏まえて塾長はカットされたんだな。さすがだ…。きっと塾長は凡庸な私にも「生きていくっていう複雑な事象は、波に分解して説明できるよ」それを伝えたくて、このテーマを発信されているはだ!そんなわけで3回おかわりしながら描いた✍
なみなみが、ありとあらゆる事象で、なみなみで未来に波及していくなら、そりゃコントロールできねえわ。(語彙力がなかった)
私のイメージでは、川の流れに雨のしずくが落ちて波紋が広がる感じ?と認識した。川の流れ(時間)は一方方向に(未来へ)ながれていく、その中で雨(事象)がふり、一粒、一粒に波紋が広がる。波紋は川に流されながら広がっていくので、水面から上がる場合も下がる場合もあり、波紋同士も重なり合うため、もうそんなの良いとか悪いとかじゃないし、コントロールできんやん。てことなのか、な、、、と。言語化は無理だ…イメージした結果、それがどうズレているのかわからない。わからないことだらけであることはわかったけれど、わからないなりに楽しい時間だった。
ああ、川の流れのように おだやかに この身をまかせていたい
…結局、自分のなかで「わかった!」という感覚には至っていないけれども、塾長の話しをふまえて聴く美空ひばりの「川の流れのように」は、さらに味わい深いものだった。いつか「はっ!わかった!」ってなる日が来るのだろうか…未来はだれにもわからない。