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英語の5文型はやはり大事だった
現在、私が開催している企業研修では初心者向けに詳しく書かれた(TOEICの参考書の中では最も詳しく分かりやすく書かれています)参考書を使用しているのですが、その時々で補足説明をしています。
その中でやはり、最も大事だなと改めて思うのが高校時代に習ったあの英語の5文型。
私が高校生だった頃は、文型自体にどんな意味があるのかも分からず、単語を組み合わせて何となく読んでいました。
しかし、今になって様々な英語の文章を読んでいると文型が分からないと何が言いたいのか分からない、いや、文型さえ理解できていれば大体意味の把握ができる。
ということが分かりました。
ラジオ英会話の大西先生が何度も言われていることが、英語は語順が大事。だから、その場所に何が来るかを覚えておくと、とても便利。
例えば、国連のSDG’sの 1 No povertyの説明文ですが、
この文章の大事な骨組みは分かりますか?
Eradicating extreme poverty for all people everywhere by 2030 is a pivotal goal of the 2030 Agenda for Sustainable Development.
答えは、
Eradicating (完全になくすこと) extreme poverty for all people everywhere by 2030 is (は) a pivotal goal (目標)of the 2030 Agenda for Sustainable Development.
Eradicating is a goal. 完全になくすこと が 目標。
基本は、この3つです。
Eradicating が 主語のS (誰、何)
is が 動詞のV (は、が)
a goal が 補語のC (何だ、どのようだ)となります。
ただ、これだけでは意味がよく分かりませんよね。
ということで、
Eradicating には
目的語(~を) extreme poverty (完全貧困)
修飾語 for all people everywhere by 2030 / (2030年までに全ての場所の全ての人のために)
名詞 a goalをより詳しく説明するために、形容詞 pivotal (中心の)が追加されています。
このよう主語➕動詞を基本として英語の文章は成り立っています。
また、一つの文には主語が一つ、動詞が一つという決まりがあります。
勝手に減らしたり増やしたりはできないのです。
ですので、主語と動詞がどれかをまずは見つけるということが大事になります。