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2021年7月の記事一覧
わたしの本棚116夜~「知的ヒントの見つけ方」
立花隆氏が亡くなってから、追悼特集がテレビやネット、雑誌、本などのメデイアであり、近くの本屋さんや図書館も追悼コーナーが設けられています。そんなか、手に取った1冊です。文藝春秋の巻頭を飾った随筆(2014年8月号から2017年12月号)、特集記事と別のメデイアに頼まれて話をした記事をまとめた構成になっていました。
☆知的ヒントの見つけ方 立花隆著 文藝春秋 文春新書 920円+税
「知の巨
わたしの本棚115夜~「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
岸田奈美さんのエッセイが好きです。帯に阿川佐和子さんが「この本を読んだら強くなれる、たぶん。泣きながら笑う技と、怒りながら信じるコツが書かれているからね。」と書かれています。納得、というか、この本、読んでいて気持ちが癒されます。書くことで救われることがあるなら、読むことで救われることもあるはずで、わたしにとっては、岸田さんのエッセイが今、その状態です。
☆「家族だから愛したんじゃなくて、愛した
わたしの本棚114夜~「ZOOMに背を向けた大学教授・コロナ禍のオンライン授業」
2020年に日本大学芸術学部文芸学科でおこなわれたZOOMに背をむけたオンライン授業を書籍化したものです。帯には、「本日は都合により、ここまで。パソコンの不具合、発生。私に出来ることはメールの送受信と、文字だけの原稿作成」とあります。本文では、学科助手に聞くと「余計なことは考えないで、ただ手順どおりに進めればできます」とのことで、とにかく授業内容と課題をどのようにしてクラスルームに送信するかを考
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