#絵本未満・・・、ぼくのへそのゴマ星人③
#チャレンジ・・・ 、ぼくのへそのゴマ星人。。③
「とにかく、静かにしてくれよ。なんでも、教えてやるからさ」と、あやまったら、なんとかコチョコチョ攻撃の手はゆるめてくれた。
そこで、少し落ち着いて、へそのあたりをようく見ると、そいつらの顔ったらおかしいの、なんのって(失礼?!)おもわず、ふきだしそうになってしまった。
「…、これは、ゴマ星人には、内緒だよ」
でもまた、相手のごきげんをそこねたら大変だから、とにかく、おかしいのをがまんして、もう一度、へそのあたりをようくみてみると、彼らのリーダーらしい一人を発見。
今度は、ちゃんとあいさつしようと、思ったんだけど、「こんにちは、ゴマ~」などと、くだらないことを言ってしまった。
すると、リーダーのやつ、急に手帳のようなものを取り出して、なにやら、メモし始めた。
「なにを書いているんだろう?!」と、のぞきこもうとしたんだけれど、よくわからない。
「虫めがねか、顕微鏡でも、もってこよう」と、思ったとたん、ぼくの体は、へそのなかにすいこまれてしまった。 (つづく)
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