#絵本未満・・・、ぼくのへそのゴマ星人⑭
#チャレンジ・・・ 、ぼくのへそのゴマ星人⑭
[早く、見せてゴマ~」
ぼくは、おもわず、ゴマ語を話していた。
手帳をのぞきこむと、最後のほうに、「・・・、健太はゴマ語が話せる。またひとり、ゴマ星人がふえた。ゴマ語の呪文がとなえられるまで、健太の夢は、おあずけゴマ。」と、書いてある。
「え~。おじいちゃんの船乗りになる夢も、ぼくの野球選手になる夢も、みんなとられてしまうのかぁ?!いやだなぁ。ゴマ語の呪文なんて、てんでわからないや。」
そう、おもったけれど、ぼくはしかたなく、ピカキラのおじいちゃんについて、ゴマ語のながい、ながい呪文を覚えはじめた。
(つづく)
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