#絵本未満・・・、ぼくのへそのゴマ星人⑦
#チャレンジ・・・ 、ぼくのへそのゴマ星人⑦
「なによ、これ。」
カンちゃんは、ぼくの地図ブトンを見て大笑い。
「小学4年生にもなって、なさけないんだから。」
「ちがうんだよ、これは・・・。」
ぼくは、必死になって、ゴマ星人たちのことを説明した。
でも、まだ、信用していない様子。
もう、言い訳するのもしゃくだから、1年生のサッちゃんと、リュウくんをよんで、この地図ブトンを鑑定してもらうことにした。
「うん。やっぱりこれは、ゴマ星人たちがつくったスゴイ地図にちがいないよ。」
ふたりは、太鼓判を押してくれた。
その様子をそばで見ていたピカキラたちも、やっと一安心。
「とにかく、みんな、この地図ブトンに乗って、ぼくたちのゴマ星へいってみようよ。」と、声をかけてくれた。
「よし。わかった。」
ぼくと、サっちゃんとリュウくんは張り切って、カンちゃんは、まだ少し不思議そうな様子で、地図ブトンに乗り込んだ。 (つづく)