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【10年愛_今までの軌跡】チーズシフォンは、わたしがお店をするキッカケになった愛の証

今日は雨予報で休む気満々でいたけど、前々から営業してほしいと問い合わせがあって、そのお客さんのためにお店を開けました。明日も雨予報なので、明日こそは休みます!天気に合わせて営業なので休みがなく10連勤でした。

賞味期限が来てしまったチーズシフォンケーキがあったので、久しぶりに食べました。焼きたてよりも2〜3日経った方が生地もしっとりして美味しくなります。すごく美味しくて…思い出しました。そう言えば、わたしはこのシフォンがあったからお店をしているんだと。

彼と出会ってから、何度かシフォンを食べてもらう機会がありました。彼はチーズが好きなので、シフォン以外にチーズケーキも作ったことがありました。その時作ったのは水切りヨーグルトを使ったもので、少しレアな仕上がりでした。安くヘルシーに出来たのに、表面にアプリコットジャムを塗ったからか高級そうに見えたみたい。

彼は、『ワイには高級すぎる。コンビニに売ってある安い感じのがいい』と言いました。安くで出来たのに…もう作ってやんない!そう思ったけど、彼好みのチーズケーキを、わたしが得意なシフォンケーキで作ることが出来ないだろうか⁈って思ったんですね。

それからしばらくして、チーズケーキ味のシフォンケーキが生まれました!嬉しくて彼に食べてもらいたくて会いに行くけど全然会えず…どこかでお店してたら来てくれるかも…と思って、お店をすることを夢にしたのです。

このシフォンケーキが生まれなければ、彼に食べてもらいたいという気持ちにもならなかっただろうし、お店をするという発想も浮かばなかったことでしょう。それだけ愛が詰まってるから美味しいんだよね。食べたら気分がルーーーンってなった。

でも再会してから、彼はチーズケーキではなくてロッテのチョコパイが一番好きだということを聞いて…ここまで来て、そんなオチがあるなんて!!勘違いというものは恐ろしいもんだ、と思いました。

勘違いでもいい、この土地に辿り着いたのだから。勘違いもきっと、仕組まれたことだと思います。

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