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昔描いた4コマを振り返る20

前回


『サングラス』
 夢に出てきたサングラス神にサングラスを強要される夜勤の長距離ドライバーの話。
 夢の中のサングラス神との会話が起床後も続いていているのと、現実に干渉している点が面白いかなと思って書いたが、イマイチ面白く無い。数少ない最後まで思いついてから描いたネタなんだけどそういうのは総じて跳ねない。
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『スルメ』
 乾物が晩飯として出てくる家と、「相場が決まっている」が口癖の人の会話。なんとなく輪郭とフキダシを省略してみようと思った。
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『ごましお』
 ごましお香る入浴剤(効能ナシ)を買ったら水が固まって出られなくなったけどそのまま死ぬ事を選んだおおらかな人の話。
 [小ネタ]
 1コマ目で身長が低いと見せかけて、自販機が無駄に高い位置にある。
 家に風呂が3つもあるのに、あるのかどうかすら覚えてない。
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『ケーブル』
 よくわからないケーブルが出てきたら、なんか人知を超えたケーブルだったという話。
 フキダシを書かない方がいいと思ったのか、単に面倒だったのかは覚えてない。
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『ドア』
 CUBE的な脱出ゲームに巻き込まれたと思ったら、全部のドアが同じ出口に繋がっていて、どうあがいても脱出しかできない不迷宮だったという話。
 いわゆる逆転の発想。
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『猿轡の君』
 猿轡をしたスキンヘッドの巨漢に職務質問したら、相手が自分の喉を使って喋る超能力者だったという話。目が黒い時が超能力発動中。

 タイトル先行。平安貴族か、深窓の令嬢が猿轡をつけてるようなぼんやりとしたイメージで描き始めたら、巨漢の囚人になっていたので、警官を出して職務質問をさせたらなんか喉を乗っ取りました。
 巨漢の囚人は超能力があるとグリーン・マイルで見た。
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『ジャム』
 無ジャムを作ったので、金の力で食わせる話。
 嫌な奴だが0.0001秒単位で正確な時間を把握する能力がある。

 植物を構成する食物繊維セルロース、ヘミセルロース、リグニン、ペクチンと水でできるかなと思ったが、ジャムのゲル化はペクチンと酸が反応してできるようなので、ちゃんとジャムになっているなら無ジャムは無味じゃなく酸っぱいはず。
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『連想』
 連想ゲームをする話。コンビニのイートインで晩飯を食べる四人家族。
 軽減税率ができたせいでイートインがプチ贅沢行為になってしまい、ちょっとぶれる。
 これ描いてた頃の晩飯、コンビニのイートインで済ませてたと思う。
 [小ネタ]
 雑なシロハゲなのに指が無駄にリアル
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『ソファー』
 ソファーが透明になっていたので座ったら透明になった話。
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『バッヂ』
 バッヂをどこで買ったか尋ねたら400万で売られた人の話。この後どうなるかは知らないです。
 2コマ目、反転して向きを変えてから歩いているように描きかえたが、バッヂの向きを戻すのを忘れてた。ミス。
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『マッチ』
 マッチを食うためににライターで火をつける人の話。「菓子だと思ってた」から右のハゲがボケになる。
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『カボチャの種』
 かぼちゃの種をふざけて頭に乗っけたらなんかすぐに育って脳に根を張られた話。
 フキダシ描くのって、意外と時間かかるんですよね。仕事が忙しかったのでこの辺りは普段なら没にしてたようなのが上がってる。
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『すじこ』
 隣人にむき出しのすじこを貰った話。イクラのしょうゆ漬けにしようかと思ったが醤油が無いのでそのまま食べました。
 ネタ自体はそうでもないが「あの出来事以来すっかりいい人になったね でもやっぱり容器は使わないんだ」の部分は好き。
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『いけない』
 「いーけないんだ」の歌を聴くために電動釘打ち機で殺人を犯す人の話。
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『マネキン』
 人間の記憶を移植し、ボタンを押すとその段階から思考を開始するマネキンの話。4コマ目はマネキンの視点。「自分の自我がマネキンに移植されてしまい、ボタンを押している間だけしか自分の自我が持続しない」と知ったマネキンに対し「連打する」と宣言する男のサイコさ。まぁ移植したの、そいつの自我なんですけど。

 に描いた1/2まんじゅうに発想は近い。

 [小ネタ]
 髪の毛の境目を表す点点が頭をはみ出している。

続き

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