不愉快なニース33 東京都知事選挙

私は都民です。当然、東京都知事選挙(2024年6月20日告示、7月7日投開票)に関心があります。早くも色々な候補者が出て報道が過熱気味の気配です。ニュースを見ての一都民としての個人的な感想です。私は元明石市長の泉房穂氏の出馬を期待していました。

5/16。“名物市長”の石丸伸二氏、東京都知事選への出馬表明にネット大盛り上がり「そうきたかー」「おぉ、これは面白くなって来ましたな!」。現職の小池百合子知事は16日現在、態度を明らかにしていないが、「石丸伸二vs小池百合子 これで間違いなく都知事選は盛り上がる!」などのコメントもあった。石丸伸二氏、都知事選出馬表明X投稿のコメ欄沸騰3500件「新しい風」「胸熱」「面白くなる」。石丸氏は16日にXで「東京都知事選に出ることにしました」と書き出し「東京を変えて、日本を変えてみたいと思います」とつづり「一極集中から多極分散へ。これしか東京と地方が発展する道はないと考えています」と思いを記した。投稿5時間後には約3500件以上のコメントが集まった。石丸氏に対する期待への表れとして「応援してますよ~ 新しい風を入れて変えてください 石丸さんなら昔からある老害攻撃にも立ち向かってくれるでしょう」「この方の手腕ややり方は過去の実績や市議会とのやり取りを見ていたら分かります。さあ都知事選が面白くなるぞ」「東京が抱える問題は多岐にわたりますが、若くて発言力のある石丸さんならいい方向に解決出来ると思います 応援しております」「うおおおおおお! まじか! 胸が熱すぎる! 全力で応援しております」などと書き込まれていた。

5/18。都民ファ尾島紘平幹事長、石丸伸二氏に「東京を舐めるな」 都知事選出馬会見受けて突き放す。東京の地域政党、都民ファーストの会幹事長で東京都議の尾島紘平氏(は18日、自身のXを更新。「石丸氏を都知事として迎え入れるかどうかは都民が判断するから黙れと言いたい。」「都議会が受け入れることもないでしょう。東京都民が決めることでは?個人的な意見を述べるのは結構ですが都知事を選挙で選ぶのは都民です。都議会は関係ない。」「石丸氏の手腕に先ずは期待したい。少なくても学歴詐称ではないどころか大変な頭脳の持ち主で海外とも対等にやりあえると思う。日本を変えてみたければ 今の戦後から脱却できない日本を是非変えて行って欲しい。誰もなし得なかった事です。時間がかかるかもしれませんが 是非風穴を先ずは開けて欲しい。」「東京を舐めているのはあなた方、都民ファーストの方ではないでしょうか。 口ではキレイ事ばかり並べて公約はまるで達成せず、都が抱える将来必ず起きる問題に関心を示さない。 石丸氏は耳に痛い事を言うが長期的な視点があり、「今よければ」ではない都の未来を見た目線を持っていると感じました。」。5/29。出馬の石丸市長に「東京を舐めるな」で大炎上 都民ファ幹事長「東京の解体」「弱体化」発言への反論。「ネットでバズっただけの人物がノリで挑戦すべきものではない」。「黙ってられなくて、初めて書きます。 石丸さんには、本当に頑張って欲しいと思います。 自身がもっと努力すべきですが、出来ませんので他人に勝手に希望を託しています。」「地方民ですが、候補者の方の色々な動画を見るようになりました。今まで政党のイメージだけで投票にいっていましたが、選挙に興味を持つようになりました。」 

5/25。小池百合子都知事が無所属で3選出馬へ…都議会で表明向け調整。小池氏は16年7月の都知事選に自民党の衆院議員から転じて初当選して以来、コロナ禍への対応や東京五輪・パラリンピックの開催に奔走。戸建て住宅に太陽光パネル設置を義務付ける条例を制定したほか、18歳以下の都民への月5000円給付事業、私立も含めた高校の授業料実質無償化などを実現した。「マスコミはなぜ、そんな小池さんを最有力と推すのでしょうか?そして、立候補を表明した地方の首長をネガティブキャンペーンよろしく揃ってこき下ろす。恣意的なコントラストで実に不快。小池さんが再選されていいことあるのですか?」「都民です。住宅に太陽光パネル設置を義務付けたり、都庁でプロジェクションマッピングに莫大な費用をかけたりと 残念な政策にがっかりしています。」「東京15区選挙の応援演説に乙武陣営だけ、100人にも及ぶSPや警察官を動員し他党が、つばめの党に 嫌がらせ罵声などの妨害にあっていても無視。小池さんの指示で警視庁に他党にも危害が及ばないように 要請すれば少しは『やさしさ』を感じることが出来たのに残念でした。」。5/30。なぜか「出馬要請」になっていた…元々は「小池百合子都知事からの『応援依頼』だった」と日野市長が明かす。東京都知事選を巡り、現職の小池百合子知事に出馬要請した区市村長の有志52人の1人、日野市の大坪冬彦市長は30日の記者会見で、「(小池氏側からの)『応援依頼』だったのが、なぜか(首長側からの)『出馬要請』になってしまった。心外だ」と述べた。

・2022/12/26。東京五輪に3.7兆円 膨張許した責任明らかに。会計検査院が大会経費の調査報告を発表した。道路整備など関連経費も加えた総額は3兆6845億円に上った。立候補時に見積もった7340億円に比べ、5倍の費用がかかった計算だ。会計検査院が大会経費の調査報告を発表した。道路整備など関連経費も加えた総額は3兆6845億円に上った。立候補時に見積もった7340億円に比べ、5倍の費用がかかった計算だ。 検査院は「国が負担した経費の総額は明らかにされないままとなっている」と指摘した。政府はいまだに経費に関する情報を公表していない。
2022/9/22。「犠牲者が何倍になるのか」東京に「太陽光パネル」義務化した小池知事に怒り噴出…地震で感電リスク、炎上すれば消火できず。全国初の太陽光パネル設置義務化の条例。東京都は3年後の2025年4月に始める方針を固めた。小池都知事肝いりの政策の一つだが、これは新築一戸建て住宅に太陽光パネルの設置を義務化するもの。現在、都内で住まいの購入を考えている人や新築一戸建てを夢見ている人にとっては、気になって仕方ないことだろう。毎日、真面目に新聞やニュースや都のHPを見ていなければ気付かないまま過ぎ去っていく事案かもしれない。

・2023/12/25。神宮外苑再開発 警告で考える「再開発のあり方」 伐採計画どうなる?計画の是非について議論を呼んでいる東京・明治神宮外苑の再開発。2023年9月に始まる予定だった樹木の伐採は年明け以降にずれ込むなどしていて、当初の計画通りには進んでいません。その要因の1つとも見られるのが、9月にユネスコの諮問機関・イコモスが出した再開発の中止を求める警告「ヘリテージ・アラート」です。イコモスによる警告は、多くの海外メディアも神宮外苑の再開発について報じることとなりました。明治神宮外苑の再開発を行うのは、神宮外苑の土地の大部分を所有する明治神宮と、三井不動産、伊藤忠商事、JSC=日本スポーツ振興センターの4つの事業者です。事業の認可を行うのは東京都で、環境アセスメントの手続きが終了したことをもって、ことし(2023年)2月に認可し、3月から建物の解体工事が始まりました。計画では、老朽化のため、神宮球場と秩父宮ラグビー場が位置を変えて建て替えられるほか、およそ190メートルと185メートル、80メートルの3棟の高層ビルが建設され、これに伴って3メートル以上の樹木743本が伐採される計画。

・5/28。「現状で苦情がある訳じゃないのに…」神宮外苑の再開発保留の影でひっそりと進む「日比谷公園」再整備。240本のバラが咲き誇っていた日比谷公園の名所「第二花壇」が跡形もなく。多くの批判を浴びた明治神宮外苑地区の再開発がいったん停止・先延ばしになったかに見える現在。一方、千代田区・神田警察通りのイチョウ並木伐採は強行され、代々木公園でも、葛西臨海公園でも、樹木の伐採が着々と進められようとしている。東京のあちこちで樹木が伐採されていく中、実は意外と知られていないのが、日比谷公園の破壊だ。 日比谷公園は、明治36年に開園した日本最初の近代洋風都市公園で、かつて向かいにあった鹿鳴館や帝国ホテルとともに日本の西洋化・近代化のシンボルでもある。「日比谷公園は日本初の林学博士であり100年先を見据えた明治神宮の森づくりも手がけ「公園」の父と呼ばれた本多静六による公園植栽の設計だったのに。ほかにも都内では区立公園内にある樹齢50年超の珍しいミモザの大木も今年なぜか開花直前にこっそり伐採されてしまいました。」「今年のはじめ久しぶりに日比谷公園周辺に出向きましたが、かなり大きなスペースが柵で囲われているのを見てびっくりしました。ここも三井不動産が絡んでいるのですか。神宮外苑、築地、そして日比谷まで、東京の街づくりはすべて三井不動産に委ねられているのでしょうか。」

・5/30。神宮外苑再開発 “人権に悪影響の可能性”国連の作業部会 公表。東京の明治神宮外苑の再開発について、国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会は、「人権に悪影響を及ぼす可能性がある」とする報告書を公表しました。これに対し政府は「大きな問題がある」として報告書から文言を削除するよう求めています。

・5/1。総事業費約9000億円にものぼる国内最大級の開発事業。東京都の公募による築地市場跡地の再開発事業が話題となっています。豊洲新市場への移転にあわせ解体後、空白地となっていた築地市場跡地。銀座・新橋からも徒歩圏の好立地、都内最後の一等地としてどのような再開発がおこなわれるか注目を集めていましたが、三井不動産、読売新聞グループ、トヨタ不動産など11社による企業連合の提案が採択されました。多目的なスポーツ利用が可能な「マルチスタジアム」を中心にした総事業費約9000億円にものぼる国内最大級の開発事業となることが公表された。。私の印象ですが、「都民ファースト」と言いながら、「資本家ファースト」「財界ファースト」です。

・5/27。蓮舫氏「反自民、非小池」で幅広い支援求める 知事選で「都政をリセット」。立憲民主党の蓮舫参院議員(56)は27日、東京都知事選への立候補を表明した記者会見で、小池百合子知事(71)が都内選挙で自民党や公明党と足並みを揃えていることについて、「自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットする先頭に立つ」と意気込みを語った。「今回の都知事戦は、ある程度の評価はあるものの、小池知事都政も2期8年の長期政権になり、小池都知事自身が「ドン政治」になり自己都合でやりたい政策をゴリ押ししたり、独りよがりになって強引に意見を通したりと奢りも出てきている。学歴詐称疑惑も説明が曖昧で人気に陰りが出てきているのは間違いない」。蓮舫氏は何をリセットし、何をセットするのか明確にしてほしいです。

・5/29。都知事選「小池VS蓮舫」の“頂上決戦”という大勝負 女性総理候補が激突「200万票台の競り合い」に。首都の顔を選ぶ東京都知事選(7月7日投開票)が6月20日の告示まで4週間足らずとなる中、3選を目指して5月29日にも出馬宣言する見通しの小池百合子知事(71)に先んじて、立憲民主の蓮舫参院議員(56)が27日に出馬表明した。これにより、4年に1度の首都決戦は「小池VS蓮舫」という女性同士の“頂上決戦”の構図が固まった格好だ。「スコミは小池VS蓮舫を煽っているけど、各陣営(とは言っても、+石丸氏だけか)の政策を確りと報じて欲しい。都民もこういったうわべだけの報道に惑わされず、誰が一番未来志向なのかを判断して欲しいです。」「いかにも急ごしらえで出馬を決めた感が強く、公約すら公表できない状態。」「おそらく、小池都政の悪かった点をこれでもかと延々述べる現状否定戦略でしょう。蓮舫氏はそれしかできませんから。代わりに自分なら、どこがどう変わって今より良くなります、と都民を納得させられる言葉を持っていない。そしてそのへんの不手際を突かれると激高して攻撃しまくるが、Xはブロックしまくり。何かの間違いで都知事になってしまったら、えらいことになりそうです。」「頂上決戦と煽るのは如何なものかと。情勢調査も行っていない段階で、このような表現は他の立候補予定者にも、そして何より有権者である東京都民に対して失礼ではないでしょうか。少なくとも蓮舫氏の立候補には大義名分がないように思います。」

マスコミは、政府と官僚と財界の広報誌です。私利私欲、利権、既得権まみれの人たちにとっては、石丸氏は邪魔な存在です。立憲は自民党のガス抜きの役割のための別班です。同じ穴のムジナです。小池氏VS石丸氏の注目度を下げる目的で、小池氏VS蓮舫氏の対決を演出するために、急遽出馬したように見えます。どちらになっても利権は確保されます。この後は、マスコミは石丸氏を徹底的に無視するか、ネガティブキャンペーン仕掛けてくると予想されます。最悪の場合は、権力を使って冤罪を作り出すかもしれません。堤未果著書「日本が売られる」で知った、イタリアの政党「5つの星運動」のように、政治を国民と手に取り戻したいと、切実に願っています。

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