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【無料】フェスで出会った彼氏持ち美女を口説いてLゲ→彼氏と別れさせて彼女化したが、後に壮絶な修羅場になったエピソード〈前編〉

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街中のカップルをライトアップするかのように輝く一本のクリスマスツリー。
白銀の雪が降りしきる今日はクリスマスイブ。

俺は彼女とのクリスマスデートを楽しんでいた。


「おつかれ」

この突然の一言が、幸せなデートを一瞬で修羅場に変え、恐怖のクリスマスに変貌することを今の俺はまだ知らない。




とある夏の日──

俺は友達2人と某フェスの会場へ車で向かっていた。
移動中は今日の出演アーティストの曲ばかりを流していたらあっという間に会場に着いた。

「めっちゃ人いるな〜」

今覚えばこのときの人口密度は、全員コロナ感染してもおかしくないレベルの密だった。





フェスで俺と一緒に行動するのは、行きの車に一緒に乗っていた友達Aと友達Bだ。
だが、俺たちはテントなどで場所取りをしていない。

何故なら、友達C家族が既に場所を取っていてくれているからだ。

友達C家族は毎年フェスに家族全員で参加しているフェスガチ勢だ。
毎年、大きなテントを三張り、ステージが一番よく見える位置にテントを張っている。
俺たちはその場所を一部お借りして、荷物を置かせてもらったり、テント内で休んだりしているのだ。

「毎年毎年ありがとうな!」

友達Cに感謝をし、例年通り、俺たち3人は目当てのアーティストが始まるまでテントで待機することにした。



しばらく大きなテントの中でくつろいでいると、新しい3人組がテントの中に入ってきた。

「お邪魔しまーす。久しぶり〜!」

と高い声がテントの中に響き渡る。
テントに入ってきたのは女子3人組だった。

なんと、この女子3人は友達Cの友人なのだそうだ。




友達Cの人脈は流石だわ、、、

と思いながら、入ってきた女の子3人を横目に見る。
その瞬間、俺の脳内は完全にお花畑になった。


うわ、これはあかん


完全に一目惚れだ。
今まで女の子を見て「かわいい」だの「綺麗」だの「エロい」だの、様々な感情が出てきたがそれとは全く別の感情が湧き出てきた。
言葉じゃ言い表せないぐらいの感情だ。

今までの感情がくだらん感情に思えるほどに、1人の女の子に一目惚れをした。
こんな経験は今まで生きてきた中で一度もなく自分でも何が起きてるか分からなかった。

これが一目惚れってやつなのか、、、?

当時のあの時の感情は今でも鮮明に覚えているほどに新鮮なものだった。


その時これを察した友達Cは俺に近寄りこう言った。

友達C「あいつ今イケメンの彼氏いるよ?変なアプローチして場の空気乱すなよな」

正直、この発言には呆れた。


いや友達はみんな地方の人間だ。この感覚が当たり前といえば当たり前なのかもしれない。

だが、俺はPUAだ。

イケメンの彼氏?
知り合いだから変なアプローチするな?

そんなこと俺には一切関係ない。
魅力がある方に女はついていく。
魅力がなければ女はあっけなく離れる。

それだけのことだ。

相手に彼氏いようがいまいが、気になった女性にアプローチするのが真のイイ男だ。

彼氏持ちであるが故に、尚更口説き落としたいと火がついてしまうのが俺の悪い癖だ。


友達Cの発言を軽く受け流す。


だが、ここで自分は彼女への好意をそのまま前面に出すような感情に身を任せた行動をしてはならない。
一目惚れの感情を押し殺し、いつもと変わらず普段の俺のまま冷静を保った。

、、、

でもやっぱりかわいい、、、ガチスト高な上にドタイプだ。もちろんスタイルも抜群だ。
今すぐに抱きたi、、、


落ち着け俺。3秒前までは「俺はPUAだ」とドヤっていただろう。あの威勢はどうした。



すまない。取り乱した。
彼女達がテントの中に入り、俺たち3人は彼女達へ挨拶をした。

今思えば、3人とも全員可愛かった。全員可愛かったが、当時の俺には一目惚れしたあの子しか可愛く見えていなかった。
だが、その時の俺は彼女に非モテコミットをしなかった。今の俺から当時の俺を褒め称えたい。


テント内で彼女ら3人と今日のアーティストについて、お互いに話し始めたが、俺が話を振るのは一目惚れした彼女以外の2人がメインだ。
一目惚れした子をA子。それ以外はB子C子とする。

トラ男「B子ちゃんって今日本命何目当てで来たの?」

B子「◯◯◯だよ!!」

トラ男「◯◯◯!俺も好き!」

友達A「分かる!いいよな!」

トラ男「俺たち◯◯◯の単独ライブ昔行ったよなw」

友達B「行ったな!めっちゃ楽しかったわ」

トラ男「C子ちゃん達も単独ライブとか結構行く?」

女子3人「行くよ〜!!」

トラ男「A子ちゃんは単独ライブでガチって独りぼっちで見に行ってそうやけどな」

A子「独りぼっちじゃないしw」

このような会話をしたのだが、このとき俺は彼女の友達一人に話を振り、その後こちらの男性陣に話を振り、その後彼女ら3人に全体的に話を振る。最後にサラッとネグも入れながら目当ての子に話を振っている


当時の俺は、これを無意識でやっていた。
一目惚れしたからこそ、一番かわいいからこそ、俺がその子だけに食いついてるように見せない。むしろ「全然私に食いついてないじゃん。」と思わせるような立ち回りをしていたのだろう。

意識的に行っていたのは、場の支配だ。

俺が話を組み立て、俺が両サイドに話を振る
俺が主軸となってお互いの会話が進むように意識をしていた。



そのまま6人でフェスの話で盛り上がり、それぞれ目当てのアーティストに見に行ったりみんなでフェス飯を食べたりして、フェスを1日楽しんだ。



夕方頃──

だんだんと日も暮れてきて、もうすぐフェスが終わる時間だ。
辺りは暗くなってきてステージの明かりでなんとか周りが見えている状況だ。

ここで俺は行動に移す。
彼女の元へ行き、隣に並ぶ。
ライブをしてるステージを見ながら、彼女だけに聞こえる声で話す。

今日フェスの感想を聞いたりして軽く和み、

トラ男「今度2人で飯行きたいからLINE教えてよ」

彼女は地方の子であった為、変な捻りをするわけでもなくストレートに打診をした。
彼氏持ちだがスムーズにLINEを交換。

やはりイケメンの彼氏持ちというだけで、俺の気持ちは高まっていった。



彼女1人とだけLINEを交換し、彼女含めた全員とインスタを交換しその日は解散することになった。

女子3人「今日はありがとー!!!」

男子3人「こちらこそー!!!」

トラ男「あ、ちょまって!A子!」

A子を手招きして、A子だけ呼び出す。

トラ男「LINE交換したのA子だけだから他の子には内緒にしといてな。家着いたらちゃんとLINEしろよ」

と彼女にだけ聞こえるよう、耳元で囁いた。
こういったキザな行動は中身がイケメンと思われるか、ただ痛い奴かの紙一重だ。
しかし、俺は恥ずかしげもなく堂々とやった。

なぜなら、中途半端にやる事が一番の悪手だからだ。中途半端な行動は、痛い奴で終わらない所か、気持ち悪い奴にもなってしまう


イケメンとは、全ての自分の行動・言動一貫性を持ち自信をつけることで初めて成り立つものだ。




友達の元へ戻った彼女は、他の2人から茶化されながら帰っていった。



その日の夜──

彼女と電話をし次の週2人きりで飲みに行く約束をした。
彼女は地方に住んでいて、俺は当時都心の方に住んでいたので、彼女に都心まで来てもらって2人で飲むことになった。

この時点でまだ彼氏とは別れていない。


1週間後──

彼女「お待たせ!」

振り返るとフェスの時とは違う、大人びた私服の彼女と再会を果たした。

ひたすらにかわいい。

そのままいつものルーティンで行きつけのバーに案内をし、ただ単純に2人飲みを楽しんだ。



飲みを楽しんだ後、彼氏持ちなのを知っていることを隠し、アプローチをしたが彼氏がいることを告げられる。

彼女「私実は彼氏いるんだよね」

トラ男「うん、知ってる。でも今日は◯◯と一緒にいたいって純粋に思った」

ストレートかつシンプルな打診だ。
相手が地方の子であり、都会に全然行かない子であった為、なるべく分かりやすくかつ自分の気持ちもしっかり伝えるよう意識した。


そのままお店を出て、
ホテルに行きノーグダで即



トラ男任務完了




即った後は朝まで一緒に過ごし、トラ男自身もこれまでにない幸せな一夜になった。


それからというもの、日々のLINEや電話でどんどん食いつきが上がっていき、また改めて都心で遊ぶことになった。


即から約1ヶ月後──

彼女と久々に再開を果たす。
お昼は都心のいろんなデートスポットへ行き、1日を楽しんだ後、夜は2人でホテルに泊まった。



ここで俺は打診をする。

トラ男「今の彼氏との関係どうするの」

彼女「うん、、、なんか振るのは可哀想っていうか、、、」

この子の彼氏はイケメンだが、奥手で全て彼女に合わせ彼女が求めることをし、言いたいことも何も言ってこない人間だったらしい。
そのため、この子は、「振ると彼氏が悲しむかもしれない」と言っているのだ。

トラ男「悲しむかもしれないって思ってる時点で彼氏のこと好きじゃないよ。今の彼氏に気遣ってるじゃん」

彼女「言われてみればそうかも、、、」

トラ男「気遣ってばっかの関係だと◯◯もどんどんメンタル削られて消費しちゃうし、まず楽しめないよね」

彼女「そうだね、、、」

トラ男「それに比べて俺とのデートは楽しかったろ」

彼女「うん、純粋に楽しくて素でいられた」

トラ男「うん、それが好きって感情だよ」

うんwだまれwwwww

彼女「うん。」

トラ男「その感情を大切にしてほしいな。なんで俺が彼氏よりも◯◯のこと楽しませられたか分かる?」

彼女「なんで?」

トラ男「俺も◯◯もお互いのことが好きだから。俺はフェスで初めて会ったあの時から◯◯に惚れてるよ。それから2人で会って話したりデートしてちゃんと付き合いたいなって思った」

誠実さも軽く出しておく。

彼女「一目惚れ、、、?w」

そうだ。一目惚れだ。

トラ男「うるせえ。今の彼氏とこのまま気遣って付き合うか、俺と付き合って最高に楽しい思い出いっぱい作るかどっちがいい」

彼女「ずるい、、、w」

トラ男「いいから。どっちにすんの」

彼女「、、、トラ男くんと付き合いたい」

トラ男「ありがとう。嬉しいよ」

彼女「よろしいとか言うのかと思ったw」

あかん、素直に喜んでもうた。

トラ男「いや素直に嬉しかったからw」

彼女「トラ男くんのキャラじゃないwww」

トラ男「黙れwはよ彼氏と別れろwww」


とまぁ長くなったが
彼氏と別れさせることができ、そのまま俺と付き合うことになった。


この会話の後はというと、、、


いや、ベッドの上の大運動会が朝まで幾度となく続いたことは内緒にしておく。




そんなこんなで時は流れ。


付き合って3ヶ月後──

今まで何事もなく、
ずっとラブラブな状態で3ヶ月が経った。
もうすぐクリスマスになろうとしている。

彼女は今年が最後の学生生活ということもあり、クリスマスは遠出の旅行をすることになった。

旅行先は、、、伏せておく。
飛行機を手配し、既に2人はウキウキ状態。


こんなに幸せな日々が過去あっただろうか。そんなことを思いながら飛行機に乗り込み、機内でも写真や動画を撮り合い、毎分毎秒楽しんでいた。


旅先到着──

クリスマスイブの前日、23日の夜に旅先に到着しホテルにチェックインして荷物を預ける。

観光客に有名なお店などを見て回り、全国的にも有名なお店で晩御飯を食べてホテルに帰りセッ◯スをして就寝。初日は何事もなく終わる。

初日は何事もなく。


次の日──

昨日、セッ◯スしすぎたせいか2人ともチェックインギリギリで起床。
慌ただしい状況でも、どこかその雰囲気すら俺たちは楽しんでるように感じた。

チェックイン時間は案の定すぎ、追加料金を支払ってホテルを後にする。


駅についた俺たちは少し座って休むことに。

彼女「お腹すいたねー」

トラ男「んね!お昼◯◯と□□と△△で考えてるんだけど、どれ食べよっか」

彼女「んー□□とか美味しそう!!」



ピコン。



彼女のインスタの通知が鳴った。
この通知が悲劇の引き金となる。


ピコン。

彼女「(携帯を開く)」

彼女「、、、、、(表情が一瞬で曇る)」

トラ男「ん、どうしたん?w」

何も気付いていない俺はテンション高めで質問をする。

彼女「これなに。」

と彼女が絶句したような顔をしながらスマホをこちらに差し出してくる。

スマホの画面に写っていたもの、、、



それは、、、





クリスマス旅行が始まってまもない時に。
このクリスマスイブという大事な日に。



なんと



俺が他の女と自分の部屋で浮気している写真

と共に

「おつかれ」


と一言だけ添えたメッセージが見知らぬ捨て垢から彼女のインスタへ届いていたのだ。


俺はこのメッセージを見た瞬間───







つづく

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前編はここまでです。


後編はこちらのnoteの特典になります。


本noteを読んで「タメになった」「続きが気になる」と思った方は是非、

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