日記(アウトプット大全 感想)
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『すごい脳の使い方』の勉強法などがよかったので、よく見かける本書も手にとってみた。
コミュニケーションとかSNSとか承認欲求によるモチベーション推しで、もちろんそれでもいいけどそれ以外の内に向けた勉強などのアウトプットの目的が多いほうがうれしいなと思った。
もちろん参考になる箇所はあったし、重複する箇所はやはり重要なので反復学習でおいしい。
46 ノートをとる
見開き2ページでノートを構成する、というのはいい考えと感じた。
表面裏面と考えがちだが、大きく使えそうなので試してみたい。
インプット:アウトプット=3:7
これも意識をしてみたい。
教科書・テキストに目を通したりまとめてみたりする時間と問題を解いて見返す時間の設定があいまいだったので、アウトプットに寄せてみる考えはよさそうだ。
油断するとインプット側が枯れる構図なのでそれは注意が必要そう。今日とかもまさにそうだが、平日にネタを絞り出すのはなかなか大変だ。
「ビジョン」を掲げる
「73 率いる」あたりの話。ビジネスの経営理念などの話だとわかりやすいが、日常生活でも理想像は持ちたいものだ。
いまの読書も必死に雑食で食らいついているような感じなので、どうありたいのか徐々に形成できるといいと思う。
ただし、無理矢理にでも動き出してから見えることも確かにある。ノリは必要なので、まずはやはり最初の一歩を踏ん張って踏み出すところからだろう。
「なぜ?」を解決する
インプットをしてアウトプットをすると、必ず「疑問」が生まれてくるはずです。「なぜうまくいかないのか?」「なぜこうなるのか?」。そうした「なぜ」は放置してはいけません。「なぜ」を突き詰めると、その先に「気付き」が見えてきます。「なぜ」を解決して乗り越えることが成長です。
いまの読書の取り組みや他人の話を聞いているとき、少し専門の外になると鵜呑みにしがちだ。いざアウトプットするにしても写経になってしまうシーンも多い。『必ず「疑問」が生まれてくるはず』のステージにすら立ててないのは問題だ。文章や話の中に自分を介入させて、なぜ?なに?を書き留めておく必要がある。いままでの読書になかったものなので、これは忘れずにいたい。
総じて書き出してみると、具体的な数字や行動がしっかり書いてあって、じゃあそれに沿ってやってみるか、となりやすい印象だ。有酸素運動20分やってみる、とかも。なんとなく動きたいけど本を読んでる人向けの本において、お手本があるのはとてもよいことだ。