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伊豆大島3days①/夏の仕上げの巻

8月の末ごろ友人のKさん、Eさんと、「夏」の仕上げに挑んだ。
夏とは。青い空、青い海、暑くても気持ちが良い光の中の景色。それはたぶん島にある。本当はサモアとかタヒチが良いが、会社員は日程にゆとりがないので、2泊3日位ですぐ行ける島にする。

伊豆大島に行こう!

伊豆諸島は東京からすぐ行ける島である。
伊豆諸島の中には、星が綺麗な神津島、年中イルカがいる御蔵島など魅力的な島がいくつもあったが、宿の数が多く一番大きな大島に行くことにした。往復は浜松町駅から歩いて行ける竹芝桟橋、そこから出る東海汽船の船でラクラクだ。朝8:00出発の船で9:45には到着する。

オンラインでチケットを予約しておくと、当日は券売機で発券するだけで楽だった。ただし、乗船前に書く記入用紙があって少し混むので、15分程度は余裕を持った方が良いと思う。
大島までは高速ジェット船で1時間45分。船酔いを心配したが、バスより揺れないくらいでとても快適だった。

道中、Eさんがこれまでの旅の思い出をまとめたシールをプレゼントしてくれた。九十九里、軽井沢、草津、箱根、河口湖、台湾のハイライト……結構行ってる。旅の楽しさが毎回最高得点を更新するありがたきお二人。

↓Eさんの台湾noteはこちら💁‍♀️

アツい思い出の数々

Kさんが数珠繋ぎのお菓子(小袋が繋がってちぎれるやつ)を時間ごとに配給してくれて、退屈もなく伊豆大島まで着いた。船内には野球の合宿と見える少年たちもおり、ワクワクと下船していった。

カラフルな船、高性能👍

レンタカーは早めに

バスもあるので、車なしの観光も無理ではないが、レンタカーが圧倒的に便利だと思う。夏はレンタカーが混み、手配が遅くなると選択肢が狭まるので早めの予約がおすすめ。大島の船着き場は2か所あり、当日どちらに発着するか決まるのだが、大体どのレンタカー屋さんも船が着く港に車を用意してくれる。
借りた車は親切価格でありがたかったが、軽のMTで、ハッチバックに思い切り追突された跡がありへこんでいた。車を「おじいちゃん」といたわり大事に乗ることにする。
港の駐車場を出ると、すぐに島らしい開けた景色が広がり、開放感があった。うきうきでおやつと、昼食のお店に向かった。

さっきまで都会にいたのに、このすばらしい景色!

ぶらっとハウスのジェラート

ぶらっとハウスは農産物の直売所で、ジェラートやジュースなど、その場で食べられるメニューもあるお店だ。牛も近くで飼育されているそうだが、この日は暑くて表にはいなかった。島のはちみつや、椿油、唐辛子などが置いてあって、上陸早々買い物が捗った。

逆光ジェラート。大島牛乳と大島椿のジャム

蕎麦と緊張感

昼食の蕎麦屋には、緊張感が漂っていた。
店主の男性が一人で切り盛りをしているようで、話しかけるタイミングをシビアに見計らわないと機嫌を損ねるようだ。入店の段階でなぜか損なわれていた。さっきまでの開放感はどこへ消えたのだろう…。自然とヒソヒソ話でメニューを相談し、今話しかけていいかな⁈いや今は怒られますよ、もういいかな?!まだだめです、と数分待ったのち注文ができた。結局、注文時にあついか冷たいか瞬時に答えられず、詰められてしまった。また、食べ終わる前くらいに次のお客さんが入店したため、新たな調理が終わるまで会計のタイミングも見計らわねばならず、緊張は最後まで解かれなかった。

冷たい蕎麦おいしかったです

破格の店「やすとく」

海に行く前に「やすとく」というお店に行った。品揃えは膨大で、肌着や洋服、伊勢海老の形のサンダル、サメの形のリュック、寝具、楽器、道具類、日用品、骨壷を包む袋まで、島の特産品以外やすとくに無いものはなかった。また手提げ袋が39円だったり、常識を超えた値段設定であった。先に記した骨壷用の袋は「お買い得品」コーナーに陳列されていた。また、店は増築を繰り返したかのように奥へ奥へと広がり、入ればとにかく楽しい店なので、大島に訪れた方はぜひ立ち寄っていただきたい。

9800円のギター
39円の袋(濡れたサンダルを入れるもの。他にピンク、青、緑があった)、36円のプニプニした動物×6(厳選した6種、ほかにも色々いた)

シャロン洋菓子店

やすとくからほど近い場所にあるケーキ屋さん。イートインがありお茶もできるため、店内でいただくことにした。船でお菓子を食べ、島でジェラートを食べ、そばを食べ、ケーキを食べる。これから入る海に備えて当然必要なエネルギー補給だ。

かわいい猿
かわいいハート
選びきれないので、3人で4つのケーキ

秋ノ浜飛び込み台

大島には泳げるスポットがいくつかあって、秋ノ浜飛び込み台はシュノーケルやダイビングで人気の場所らしく、Google mapのクチコミの写真がすばらしい。車を近くの空き地に停めて、坂を降って海に行った。

玄人は余裕っぽい

勇んで降りたが、素人には怖かった。梯子以外に海からどうやってあがるのか分からず、とてもじゃないが飛び込む勇気はない。退散することにした。
海に慣れた人ならいけると思うので、是非Google mapの素晴らしい写真を確認していただきたい。

日の出浜

岡田港の近くの浜辺。こちらはマップで小さい子向け、と書いてあったので向かうことにした。港の駐車場に止めて、堤防沿いをあるくとすぐに到着する。
日除けの場所もあり、堤防とブイがあるので安心できる海だった。浮き輪を膨らまし、シュノーケリングのめがねをすると、ちらほら魚も見ることができた。14時過ぎから16時まで、2時間弱遊んだ。水に入ると楽しくて、時間がすぐに過ぎてしまう。地元の小学生と思しき少女は、お父さんにスケキヨのポーズを披露していた。さすが島の子供である。日の出浜はシャワーもあり、近くに商店もあり、駐車スペースも広いのでおすすめの海水浴場だ。

Kさんのスワン。挑戦的な顔つき。
とんがりコーンの配給。焼きとうもろこし味おいしい!
中央若干右に縞々の魚がいます
虹!

長くなるので②に続きます。


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