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ROG Falchion RX Low Profile(UK) を個人輸入した話

はじめに

ROG Falchion RX Low Profile(UK)を購入したので、個人輸入ということもあり
、ログを書いておきます。

Lofree FLOWの衝撃

それは2024年の春のことでした。ネットの一部キーボード界隈で、Lofree FLOWやROG Falchion RX Low Profileなどのロープロファイルの商品が話題をにぎわせました。
Lofree FLOWを試し打ちしてみると、そのコトコトとしたフィーリングや静音性が頭一つ抜けていて、個人的にもこの薄さでこの打鍵!と割と衝撃的な製品でした。
でもUS配列しかないしなー。自分に言い聞かせるように。そして記憶の片隅に追いやって、忘れかけていたその時。
Sofmapの店頭に、そのキーボード(US配列版)は虹色に光り輝いていました。

ROG Falchion RX Low Profile

こっちの方が先に出てたけど、見るのは初めて。
触ってみるとLofreeに勝るとも・・・。ロープロの光学スイッチに加え、RGBのLEDがめっちゃきれいにグラデーションして最高。有線と2.4GHz無線もあるし、これは欲しい!これ買ったらいくらなんだろなと、何気なくAMAZON.JPのページを見てみる(Sofmapの値段と比較する)と・・・。

!?

恐らくは画像の選択ミスと思われますが、AMAZONの説明欄にはISOエンターのついたモデルの写真が!(今でも見れます)

これって日本では販売していないけど、モデルとしては存在するんだよな。ISOエンターならUK配列・・・。ANSIよりもキーは多いし、ソフトでアサイン変えられるからJISに近い感じで行けそうだし。ワンチャンAMAZON.UKなら売ってるんじゃね?

1ポンド200円というクソ円安のご時世ですが、AMAZON.UKを開くと運命に導かれたように、AMAZONの出品の再生品があるじゃないですか。
通常169ポンドの所、箱にダメージがあるので107ポンドで1台のみ。
これって日本でUS配列買うより安くね?

ということで。うっかりポチってしまいました。

関税? Import Fees Deposit?

商品代は107ポンド送料が24ポンドなのに合計金額を見ると212ポンド。
日本円計算で4万3000円超!
明細を見ると謎の81ポンドもの Import Fees Deposit なる項目が。
Import Fees Depositってなんやねん!コンピュータ機器の個人輸入は20万まて関税無しやろ、なんやぼったくってんのかいな?
75%の関税とか、日本はロシアみたいにUKから経済制裁されてんのかよと、ブリカスの紳士的な振る舞いに激高しながらオンラインチャットに問い合わせ。日本の税関のページを出しておかしい旨を説明。仮に取られるとしても商品金額の6%程度なので、10ポンドもあれば問題ない。もしくは関税は宅急便受け取り時に自腹で払うからこのIFDはなしにしてくれと。
オペレータ曰く、AMAZON としては一時預かり金で、関税がかからなかったらその分は返金するので、システム上対応できない。あきらめてとの弁。
仕方ないので戻ってくることを願ってあきらめる。
(なお、結局関税はかからなかったようなので全額返金される模様)

それにしてもGoogle翻訳先生のお力添えは偉大である。

そしてトラブル

購入できたのは良いですが、待てど暮らせど一向に発送されない。
ステータス的には Not Yet Dispatched~で「配達予定日が分かり次第Eメールでお知らせいたします」のまま。どないなってんねんと再度チャット。Google先生再び。それで判明したこととしては、なんでも最初の支払いが上手くいっておらず、発送をストップしているので、支払い方法の変更についてメール入れるからそれ読んで対応してとのこと。なら決済NGだった旨のメールを寄越せよって言ったけど、わからんと。やっぱりいい感じで適当なのがグローバルスタンダード。むしろ日本がきっちりしすぎなのか。

そして待つこと数日。一向にメールが来ない。カード会社に問い合わせたところ、海外から急に引き落としが来たので、詐欺かもしれないので一旦止めましたとのこと。通常その旨のメールが出るので、本人の決済ならメールに書かれている手順で解除でき、その後再度決済してみてください。とのこと。カード会社すげぇ。やっぱり日本はきっちりしてるなとは思うけど、そのメールも来ていないという罠。

仕方がないので再度AMAZONへチャット。そうしたら今の注文をキャンセルして、すかさず再注文してもらえれば決済が入るので、試してみ。と悪びれもせずお答え。やっぱり外国はそんな感じだよなーと思いつつ決済。
すると今度はきちんと「不審使用っぽいので決済止めたよメール」が届く。
そこで決済OKの手続きを取って再度キャンセル→再注文のコンボでようやくカードの限度額が引かれて決済完了。
正直疲れた。

海外からの個人輸入だと、Amazon.USとかアリエクも、同じイギリスではJura Watches というところから日本未発売の時計を取ったことがあるけど、どれもカードが止まるなんてこと無かったのに正直想定外。
止まるならAmazonよりアリエクの方がヤバいでしょ、とは思うけど。
まぁアリエクは基本ペイパルだから問題ないのかな?

関係ないけどJuraで5年前に買った時計が、今ポンドベースで2倍。日本円レートで3倍になっててヤバイですね。うわっ…日本の通貨、弱すぎ…。

そして発送・・・!?

ということでようやくAmazonから発送メールが届く。DHLでの発送。
追跡してみると驚愕の事実が。

イギリスじゃなくてポーランドからかよ!そしてなんでドイツに送ってんねん!

ということは、EU内でもUK版取り扱ってるのかよ!
お前蛍の光歌いながら笑ってEU脱退したじゃないかよ!
なんでUKで注文したものがEUから出荷されるんだよ!

イギリス人の紳士的な振る舞いの例

と、Amazon.frを覗くと、新品は通貨レートの関係で4000円ほど安いじゃないか。
今回はリファビッシュ品だったのでフランスの新品よりはわずかに安かったが、正直負けた気がした。ライミーめ覚えておけ!

と、紆余曲折ありましたが、本日手元に届きましたとさ。

マジでカッコいい。

後でレビュー記事上げます。


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