見出し画像

⑥奈良県

私の夏休みは終わったけれど、子の夏休みは続いている。それでも、私の休みと子の夏休みがかぶったら、やはりどこかに行かなくてはと思う。
今回は、夏休みとしては最後になってしまうかなと思いつつ、奈良に行くことにした。

🗾まずは大阪へ 8月24日(水)🗾

出勤時間に重なり満員電車で羽田空港へ。
行きの飛行機は鬼滅ジェット弐でした。
鬼滅ジェット…嬉しい…嬉しすぎるぞ。

搭乗すると、踊り場から
子の一推し、むいむい(無一郎)が見える。
今まで気づいてなかったけど、
パイロット炭治郎のバッグ、
禰豆子が入ってる木箱じゃないか。
柱だ。勢ぞろいだよ。嬉しい…。
離陸時、2020の塗装機が見える。
海ほたるだ。
大阪の街が見える。どこかの駅。

行きの飛行機だけで、興奮してしまいかなり写真を撮りまくったため、伊丹空港に着いたらカメラのバッテリーが既に少なくなる事態…
まだ目的地にすら着いていないのに。
これはまずい、まずいぞ。

🗾興福寺🗾
伊丹→奈良まではバスでいく。
バス車内で、にゃんこ大戦争をしていた子が急に
「鹿だ」と声を上げる。
大量の鹿を見つけ、珍しく興奮した様子。
「早く鹿のところに行こう」と催促される。

奈良駅に着く。せんとくんだ。
そうだ、せんとくんは奈良だと
ここでようやく思い出す。
散歩しつつ、金粉ソフトをいただく。
ローソンにてひどいおみくじをゲット。
ふののこさんが教えて下さった
ひどいおみくじ。かわいいなあ。
貝。ありがとう貝。貝塚。
ありがとう、ふののこさん。

やっと興福寺に着いた。

早速、熱望していた鹿に会えたタイミングで
鼻血を出す子。鼻血よく出るんです。
しゃがんで写真を撮る私。
この写真撮影の直後、この鹿に
目の前で大きく鳴かれる。威嚇したのかしら。
驚きびっくりした私はひっくり返る。
また負傷。子は爆笑。
とにかく鹿だらけ
鹿せんべいをあげたいと言った子に
鹿せんべいを購入。
購入直後、鹿に取り囲まれる私。子は逃げる。
結局私が全部あげることに。
私、鹿数匹にお腹とお尻を噛みつかれる。
お腹に噛みつかれた痕跡。
こんなにかわいいのに。
お腹すいてるんだろうな。
マスク姿のせんとくん。目がきれいだね。

修学旅行生らにまじり、阿修羅像や千手観音を見る。
子はにゃんこにも千手観音?菩薩?がいるとしきりに教えてくれた。
阿修羅像はとにかく美しい佇まいだった。

🗾東大寺🗾

東大寺の大仏を見に行く。
カメラの充電をしつつ行くも、
電池なくなりそう、危うい。
ああ、素晴らしい。
右手は「恐れなくてもよい」
左手は「願いをかなえる」
という意味があるようだ。
今回のお土産。
銅にする。

このあと、春日大社に行きたかったが、そろそろ空港に戻らなくてはならない時間となり、あえなく断念する。

奈良駅までタクシーで向かう、
運転手さんが子にプレゼントと渡してくれた。
各国の鹿の呼び名。手書きメモ。
いいなあ、温かいなあ。大事にしよう。
伊丹空港までのバスでひどい頭痛に襲われる。
伊丹空港の551で海鮮麺を食べたら復活。
軽い熱中症だったのかも…
飛行機に乗って新宿へ。もうカメラの電池はなし。

仏像は本当にいいな。佇まいに安心した。
またすぐにでも行きたいと思ったし、他にもいろいろ行きたかった。

子の感想
「鹿があんなにかわいくて怖いなんて知らなかったよ。奈良はとてもよかった、いい一日になったよ。
あと、行きの満員電車はひどかった。押しつぶされたよ。あんな辛い電車で会社に行くなんて。僕はこれから徐々に貯金して、大きくなったらいつでも仕事を辞められるようにするよ」

いつでも辞められるようにって…
しかし、満員電車は辛いよね。
ちなみに、あの時間帯、途中までは同じ路線に乗って母は会社に行っているんだよ…

さあ、次はいつ、どこに行けるだろうか楽しみに
母はまた明日から働くよ。