『メスとたましいのブログ』第23ターン;最長老様は手をただかざすだけ
《『メスとたましいのブログ』第23ターン;最長老様は手をただかざすだけ》
こんにちは。獣心力の『メスとたましいのブログ』です。
ネット上で「お!」と目に止まった記事がありました。スポーツジャーナリストの二宮清純さん(昔から活躍されてますね。)がサッカー日本代表の森保監督と野球日本代表前監督の栗山さんについて書かれた記事です。今の若者たちをまとめ上げる【理想の上司像】とはどのようなものか。
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https://gendai.media/articles/-/114388
『デジタルネイティブと少子化―この二つこそが「Z世代」を理解する上でのカギとなる。』
この大前提がまず掲げられ、文章は展開していきます。
SNSというものが物心ついた時から初期設定として触れられること、子どもの数が少ないために幼少期から時間も手間も親からかけられてきたこと、これらの功罪についてはもはや論を俟たないでしょう。何かしらの影響があるのはもはや間違いありません。
その上で二宮さんは、両者の強みとして共通したものがあったと分析されています。その内容をまとめると以下の3つに集約できそうです。
「上から目線は御法度。特に人格否定は絶対NG。」
「相手の承認欲求を満たす。そのためには一対一の関係性構築が基礎。」
「日和見オヤジ的対応は逆効果。」
おおお!!!なるほどそういうことだったのか!!!事例がたくさんあって、しかもそれが自分の大好きな野球とサッカーの話なので頭にスイスイと入ってくるし、心でビンビン感じられます。わかりやすい。
さらにシンプルな表現にチャレンジしてみるならば、
「一人一人の人間性を大切にする対応。そこで自分は等身大でいること。」
と言うことができるかもしれません。
でもこれってよくよく考えてみると、、、何も我々おっさんがZ世代に接する時に限った話じゃないような気がしてきました。段々と。
相手どのような立場、年齢、属性であったにしても、ましてそれが(私の場合はサービスを提供する)顧客や学生であったとしても、関係性を構築するのに、上から目線でモノを言ったり人格否定をしたりするのがマイナスでしかないのは火を見るより明らかです。
また相手の承認欲求を満たして気分良くなってもらってこちらに好印象を持ってもらったり、可能な限り一対一の対応を取り入れることが、関係性構築にマイナスになるとは到底思えません。
さらには自分自身を妙に矮小化してちんちくりんに仕立て上げたとて、相手にその内面を見透かされてしまうだけ。距離感を縮めるどころか、よりキモがられたりウザがられるので終わりです。
世代がどうこうではなく、令和のこれからの時代、相手との関係性構築を必要とする役割やビジネスにおいては、二宮さんが分析されたような森保監督や栗山さんの姿勢というものが重要になってくるということ。そしてそれは当然、A Iにはできない強みであること、なんだと強く印象付けられました。
とてもとても勉強になった記事でした。出会えたことが幸せ、です。
さて、今日も【自分の理想像】追い求めるための一日を大切に過ごしましょう!