その4:多様性を大切にする「多様性のジャイアン的支配」を。市場価値を高めるための「自分の強み×強み」は時代に即さなくなってきたから
前回は、
「どうやら、時代や状況に合わせた
多様性の支配方法を選ばないといけないだなー
ということを感じているということです」
と締めました。
今回は、タイトルにある
「自分の強み×強み」は
時代に即さなくなってきたから
の部分に触れたいと思います。
時代に即さないと考える理由は3つあります。
(1)テクノロジーの発展スピードが速くなったから
(2)長期どころか中期計画ですら立てられないから
(3)疲れるから
私の例でいうと、
文章スキル×写真撮影スキルにより、
取材記事などを丸っともらえて
儲かる案件がたくさんありました。
写真撮ったついでに記事も
チョチョッと書いて
+α(数万円)とかもありました。
クライアントさんも、
ライターとカメラマンを
別々に手配する手間が省け、
しかも、交通費は一人分、
フィーも2人分よりは安いので
win-winでした。
でも、こういう案件は、
スマホの進化により
●ライターがスマホで
写真を押さえておいてくれれば良い
という案件に変わりました。
+αがもらえない案件です。
さらに面倒なことに、
ワードプレスをはじめとする
CMSも素人でも使えるようになり
webライターさんの分野だと、
記事をWordで送って終わりではなく
「CMSに登録して納品」が
通常になってきています。
脱線しそうなので、
CMSの話はおいといて
●文章スキル×写真撮影スキル
で行きますね。
案件として、
ライターとカメラマンが必要な案件はあります。
しかし、スマホの進化と、
「スマホでも良い写真は撮れる」という
認識が一般の人にも広まったので、
(スマホで撮るの?なめているの?と言われなくなった)
恥ずかしくないレベルの写真が
あれば良いという案件は消滅
カメラマンでないとダメな
ステキな写真が必要
という案件は残っています。
私は撮影スキルは、
公的機関で人様に教えている
レベルではあるので
カメラマンでないとダメな
ステキな写真が必要
な案件でも写真を撮ることはできます。
「なんだー写真のスキルを上げればいいんじゃない!」
と思うかもしれませんが、
そのレベルの案件だと、
写真を撮ることに
集中しないといけない
難易度なのです。
写真の撮影スキルに限らず、
持っている強みやスキルが
テクノロジーの発展スピードに
巻き込まれ無力化するものであれば
同じような目に遭っているはずです。
では、テクノロジーに影響されない
強みやスキルを……と考えますが、
長期どころか中期も見えない時代に
何を根拠に選べば良いのでしょうか。
身につけるまで時間を要します。
その間、掛け合わせるもう一つのスキルも
磨かねばなりません。
ギャンブルですね。
勉強しても修行しても
先の保証されていない
スキルを磨くのは
疲れますよね。
このような思いから、
時代に即さないと考える理由は3つあります。
(1)テクノロジーの発展スピードが速くなったから
(2)長期どころか中期計画ですら立てられないから
(3)疲れるから
と挙げました。
では、どうしましょう?
最後にクイズを出して
つづきは次回にします。
クイズです。
「商人に必要な強みやスキルはなんでしょうか?」
答えは色々とあるかと思いますが
大半が職人的な何か物を作り出すための
強みやスキル以外のもの、
たとえば、
・お金の知識とか
・営業力とか
・調整力とか
・コミュニケーション能力とか
・計算能力とか
が、上位に挙げられるでしょう。
では、次回。
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