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【神様】クリエイターという呼称について考えてみた話

昨年末。
会社が倒産したのでので久しぶりにゲームをした。
(仕事探せよ)
ゲームをするのはコロナ禍で時間ができた際、PS5の『DEATH STRANDING』をプレイしたのが最後。
この作品は『メタルギアシリーズ』の産みの親であるゲームクリエイター小島秀夫氏がKONAMIから独立後、初めて出すタイトルという事もあり注目されていた作品だ。

《デススト》により断絶された世界を主人公のサムが配送によって各地を繋いでいく。

プレイした2019年当時。
現実社会がコロナ禍によるステイホームで人とまともに逢えない状況なのも相まって、個人的には最高に面白いと感じた。
(ゲームの発売日は2019年11月。コロナによる緊急事態宣言が出たのはそれから僅か4ヶ月後の2020年4月。まるで未来を予言していたかのよう、、、と思っていたが、そのあたりの話を「Disney+」の『HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS』の中で製作スタッフの方が語られていてとても面白かった。

筆者は普段あまりゲームをしないが、メタルギアだけは大ファンでソフトの発売毎にアップグレードされたPS本体と併せて買い変えてきた。
こんなに面白いものを考えるのはどんな人だろうと小島氏のインタビュー記事を読んだり、著書の『創作する遺伝子: 僕が愛したMEMEたち』を読んだ際には「本の中で紹介されている本」を購読したりもした。
作中では沢山の映画や小説が紹介されている。

クリエイターと呼んでいいのは神様だけ

さてさて、2023年の年末。
人気のソフトはなんだろうと調べてみたところ、売れているタイトルの上位を任天堂が総ナメ状態。
マリオピクミンポケモンマイクラスプラトゥーンと、、、。
任天堂すごいなぁと思いつつ、圧倒的な売り上げと高評価のゼルダをやることに決めた。
(なんかリンクが空飛ぶっぽい)
ゲームボーイで【ゼルダの伝説 夢を見る島】をプレイして以来だから、、
え?30年ぶり、、という衝撃もありつつ。
新作『ティアーズ オブ ザ キングダム』をやりたいがために前作の『ブレスオブザワイルド』『ゼルダ無双 厄災の黙示録』まで買うシマツ。
結果、だいぶハマってほぼ一ヶ月ゼルダ漬けの毎日。(仕事探せよ)

そしてまた思ったのである。

「こんなに面白いものを考えるのはどんな人だろう」と。

宮本茂氏。
マリオの産みの親て。。すげぇ人じゃないか。
特にこのファミ通のインタビューが面白かった。

「クリエイターとかクリエイションというのはおこがましい」と。そう呼べるのは神様だけ。誰もクリエイションなんてしていない。みんなエディットをしてるんだと。「それはいいなあ」と思って。だから、僕もエディターなんですよね。

ファミ通

筆者が「漫画を描くってどうなんだろう」「自分にそんなクリエイト(創造)の要素はあるんだろうか」と考えていたタイミングだったのもあったのでストンと腑に落ちた。
「無」から創造するなんてことは皆無で、あくまで「過去に吸収したものをどんな風にエディットして出すかをくり返しているにすぎない」という見方はとても参考になった。

そしてわかったことは筆者にとって小島秀夫は神(クリエイター)であるということだ。
だってやっぱり好きだもの。
彼の創造する世界観が。

さっそく【note】のアカウント名(というよりもペンネーム)を《eたぬき》に決めた。

eはエディター(editor)。

たぬきはかわいいから。

かわいくない?たぬき。


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