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足のむくみ・冷え

~ キレイな足元を演出するには ~


『ふくらはぎ』が固くて重いと感じている方は結構、多いのではないでしょうか?

自分で触ってみてプニャプニャ感があれば良し。しかし、コリコリ感があればそれは・・・

ふくらはぎが疲れているということ

そもそも、なぜ『ふくらはぎ』は固くなるのでしょうか?とても簡単なことです。

正解は「力が入っているから」です。



腕のちからこぶを作るとき肘を曲げて力を入れます。
すると、プクッと筋肉が盛り上がりますね。
触ってみると、とても硬い。肘を伸ばして力を抜くと硬さは消えますね。
 
ふくらはぎも同じことです。
もともとは柔らかい状態の筋肉がいつしか、力が入って硬くなってしまっているというわけです。
 


では、いったいどんなときにふくらはぎが硬くなるのでしょうか?

それは…「前傾姿勢」。

 
少し前のめりに立ってみてください。前に倒れていきますよね。重心が前に少し動くだけで、もう立っていられません。
 
そこで初めて、前に倒れまいとする力が後ろに働きます。つまり、体を後ろにつなぎとめる力が発生するのです。
 
それが『ふくらはぎ』の筋肉によって作られ、緊張して硬い状態となっているのです。 (原理としては、「つま先立ち」と同じです。)


その緊張した状態が一時だけであれば、ふくらはぎも疲労はしません。しかし、前のめりの状態が常に続き、いつまでたっても緊張が解けない状態であれば筋肉が一時的に硬くなるのではなく永続的に固まってしまった状態になっているのです。

休みナシで働き続ければ誰だって悲鳴をあげます。
『ふくらはぎ』が固くて重いと感じているなら、それは・・・


アナタ自身の姿勢が前傾姿勢になっており、前に倒れていくのを防ぐためにふくらはぎがいつでも頑張っていてくれていることを意味しています。
 
ふくらはぎの筋肉に休みを与えていないから、固いし、重いし、触ると「痛い!」と悲鳴をあげるのです。そういう意味では、『ハイヒールを履く』というのは、あまりオススメではありませんね。

無意識のうちにアナタ自身の姿勢が前傾しています。ふくらはぎをマッサージしてほぐしたところで、焼け石に水。固くなってしまう原因を明確にしないと柔らかくしたところで、また固くなるだけです。



ふくらはぎが固い状態だと、いったいどんな弊害が生じてしまうのか?
 
 
とても簡単なことです。血流が滞り、血行不良が起こるということです。もっと言えば…

 
「足のむくみ」や「静脈瘤」
 
を引き起こします。
 
心臓から足先まで流れる血液は、心臓ポンプによる押し出す勢いと重力による下方引力という追い風に乗って流れています。一方、足先から心臓に帰っていく血液は、心臓ポンプの加勢を得ることなく重力に逆らって上行する必要があります。
 
ここで重要な役目を担うのが『ふくらはぎ』です。ふくらはぎは、別名「第二の心臓」と呼ばれており、足先の血液を心臓に送り返す役割をしているのです。

足首を縦に前後させると、ふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩を繰り返すのがわかります。つまり、ふくらはぎの筋肉が固くなって柔らかくなってを繰り返すことで心臓ポンプと同様の作用を代替しているのです。

足首を縦に前後させるとは、『歩く』という行為の中で自然と得られる動作です。人のカラダは、日常の動きの中で、自然と血行促進をおこなっているわけなのです。
 



ふくらはぎが終始固い状態であるというのは、この収縮・弛緩が滞り、血流が滞ることを意味します。
血流が滞れば、むくみや冷えが出るのは当然であり、場合によっては静脈瘤が発生することもあります。
 
結局は、姿勢 なのです。前後バランスを崩した骨格にこそ問題があるのです。


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