【2分で読めるＩＢネタ①】高校球児のスパイク

新型コロナウィルスの影響で戦後初の開催中止となった夏の甲子園。その代替として甲子園高校野球交流試合が開催⚾️

他競技も夏の全国大会が中止になっている中で高校野球だけ特別扱いされている印象が強く、違和感を感じながらも、高校野球は夏の風物詩なので観戦してたところ嘘みたいな情報を耳にした。

【今大会で初めて白スパイクの使用が許可された】

よくよく聞くと、高野連の規定では今まで黒スパイクの着用しか認められていなかったという。

黒で統一されていた理由が「米国から野球が伝わった時に黒だった」「昔は染色技術が未発達で、黒しかできなかった」など諸説あり、100年以上も前の名残が令和の現代でも継承されていたらしい。

気になって高野連HP内の「高校野球用具の使用制限」を見てみると他にも

・スパイク表面はエナメルおよび光沢のある素材は使用不可
・アンダーシャツの外部から見える表面には一切商標もつけてはならない
・ベルトはブラックまたはネイビー、光沢のある素材は使用不可

等々、全ての用具に細かく規定されている。

熱中症や選手の体調よりも、100年前から粛々と続く伝統を重んじるという漫画のような世界観が現代に残っていた。

確かに女子高生野球部員の日常を描いた私の好きな漫画【高校球児ザワさん】でも話題になっていたが、「医学上男子でない者」は高野連に選手登録できない、野球部といえば坊主といったジェンダーフリーの時代にも関わらず我が道を行く高野連。

しかしこういう部分に対していつも渋谷とかでデモやったり男女平等を叫ぶフェミニストは、そこまで取り上げない（取り上げててもメディアが報道してないだけかも）印象が強い。

私の目の黒いうちに甲子園のマウンドに立つ女子高校球児を見ることはできるのだろうか…

ちなみに夏の甲子園が中止になったことは戦前には過去2度あり、1回目は1918年の米騒動、1941年の戦争激化の影響とのこと。

【出典】
2020年8月12日　毎日新聞
2020年8月14日　NHK NEWS WEB
公共財団法人日本高等学校野球連盟HP

※手探りで書いてるのでこの内容自体周知の事実だった場合申し訳ありません🙇‍♂️