【2分で読めるIBネタ⑤】フィンランド版羽子板「モルック」とは
9/11に仕事終わりで「ステゴロ 東京蔵出し編」を北千住の1010シアターで鑑賞してくるくらい私はさらば青春の光が好きだ。
さらば青春の光の森田氏が布教活動をし、自ら日本代表にまで上り詰めた競技「モルック」が密かなブームを巻き起こしている。
ボーリングとダーツとビリヤードを混ぜ合わせたような競技と説明されるが、棒で棒を倒して得点を競うスポーツで、フィンランドにおける立ち位置的には日本の羽子板のようなものと形容される伝統あるスポーツのようだ。
去年フランスで行われた世界大会に森田氏もクラウドファンディングで資金を募り参加し、YouTubeでもその様子がアップされた。また、その後ダウンタウンをはじめとした芸人、乃木坂46といったアイドルグループとも番組内で共演した際にモルックを行ないTwitter等のSNSでもジワジワとその知名度を上げている。
10月にはTOKYO MX でモルックのレギュラー番組がスタートするまで至っている。
森田氏はモルック協会主催の練習会や大会に参加し、自ら森田カップなる大会も主催するほどモルックにハマっていると話しているが、これだけマイナースポーツである「モルック」を芸能界を巻き込んでメディアミックスで「お金」にする商才は見習うべきことだと感じている。
マイナースポーツを発掘し(サンドウィッチマン富澤さんから教えられたらしいが)それを体験し、SNSや著名人を使って発信し、大会やテレビ番組出演、テレビ番組化を通してお金を得る。とても綺麗なビジネス化のように感じる。まあそれもこれも知名度のある芸人で個人事務所のフットワークの軽さからきていると思うが。
これから第二のモルック、第二のさらば青春の光を見つけ出しブームの火付け役になれないものかと密かな野望を抱く今日この頃。
ちなみにモルック日本代表になるには世界大会参加の「旅費」を出せれば誰でもなれるとのこと。日本代表という見せ方も上手い。
【出展】
さらば青春の光公式official YouTube channel
日本モルック協会HP
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