ちゃんと福祉を保障するためには、「専門性の高さ」だけじゃダメじゃない?実行力があってこその福祉。
福祉現場における人権保障のためには、
「高い専門性」と「安定した実行力」の両方が必要だなと感じてます。
高い専門性があっても、実行力が乏しいと、あっという間に人権を損なってしまいます。
専門性はそこそこでも、安定した実行力があると、利用者の生活も安定します。
専門性の育成は、「研修による専門知識の増加」や「事例検討による見立ての精度向上」が中心になり、それはそれで欠かせないものです。
ただ、実行力が「???」だと、「専門性の向上はいいんだけど、それより先にやることがあるよな〜」と思うこともしばしば。
専門性の高さばかり増強しようとする研修の頻発は、もしかしたら現場の疲弊を招くばかりではないかとも思ってしまいます。
間違ったやり方が安定して実行されていても困るし、
正しいやり方が不安定に実行されていても困る。
僕自身がフォーカスしたいのは、「福祉現場が豊かになるためのタスク管理」。
どちらかというと、「安定した実行力」寄りの方です。
「安定した実行力」は、どの職種でも求められるんだけど、その中でも福祉職だからこそのタスク管理が構築できたら面白いな、と思ってます。
国内発であり、世界最高のタスク管理メソッド「タスクシュート」の認定トレーナーには、高齢者介護を中心に研究している方がいるので、面白くなりそうです。