宿題の進行管理が苦手な中1息子に、タスク管理アプリ「Todoist」の使い方を教える
中学生を悩ませるものの一つが、宿題です。
多くの場合、宿題の内容に悩ませられることはあると思いますが、
現在の私の息子の悩みは、宿題の内容ではありません。
宿題の進行管理です。
宿題がどれだけ出されていて、それをいつまでにやらないといけないのか。
そして、いつ宿題にとりかかるのか。
それが、息子にとってはとてもとても難しいことになっています。
毎週、日曜日の夜になってから、慌てて、急かされて、叱られて、やっつけることを繰り返してしまいます。
私は、もう10年以上もタスク管理に取り組んできていて、さまざまなアプリを試しているところです。
今回は、息子にも、タスク管理アプリを使わせて、宿題の進行管理を支援してみたいと思います。
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中1息子のために選んだタスク管理アプリは、「Todoist」です。
無料だし、シンプルで使いやすいアプリです。
アプリだけがあっても、息子はもちろん、どのように使えばいいかが分かりません。
そこで、次のような流れで、進行管理するように教えました。
①出されてる宿題を、とにかく全て「インボックス」へ書き出す
②一つひとつのタスクを「いつやるか」入力する
③「いつやるか」が決まってないものは、優先順位だけつけて、待機させておく
この流れを教えてあげたら、「すごいスッキリした。分かりやすい!」って言ってました。
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インボックスとは、メールの受信箱のようなもの。
とにかく、今抱えている宿題を、すべて洗い出すことに集中します。
「いつやるか?」は、ここでは考えません。
とにかく書き出すのです。
次に、「いつやるか」を決めます。
「いつやるか」を入力するのは、予定日欄です。
「いつやるか」が決まっていれば、日付を入れてしまいましょう。
「いつやるか」は決まってないけど、「いつかやらなきゃいけないもの」は、日付は入れられませんよね。
そこで、Todoistのプロジェクト機能を利用して、優先順位だけはつけておきます。
無料アカウントだと、プロジェクトが5個だけ作れるはずです。
その5個は、この画像のように作ります。
単発タスク
ルーティン
第1優先
第2優先
第3優先
「いつかやるもの」は、第1優先〜第3優先の、どこかに収めていきます。
これは、定期的に見直さないと、第3優先でよかったものが、1ヶ月後には第1優先に繰り上がっているものもありますので、要注意です。
「ルーティン」に、「第1優先〜第3優先を見直す」というタスクを入れてもグッドですね。
こうして整理すると、「今日やること」が定まってきます。
そして、「今日やること」を終わらせると・・・
こうして、「今日やること」リストが、からっぽになるのです。
とても気持ちいいですよね!!安心もします。
しばらく、毎週「Todoist」を見直してあげて、使い方をマスターさせたいと思います。
学校の勉強は、必ずしも全部覚えろとは思いませんが、
進行管理のスキルは一生ものです。
宿題というものを利用して、一生ものの進行管理スキルを育てたいと思います。