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公務員の職場で立ち上げた「Excel勉強会」の最終目的
職場で立ち上げた、「Excel勉強会」の最終目的は、Excelを使えるようになることではありません。
自治体DXの流れの中で、RPAを使えるようになること、でも、ありません。
Excelなり、RPAなりは、あくまで手段でしかなく、それが使えるようになることは、目的にはならないんです。
僕が「Excel勉強会」というグループ立ち上げ、そこでの活動を通して実現したい最終目的は、
公務員が、自分らしい個性を発揮した面白い仕事をすることです。
Excelが使えるようになるのは、それを実現するための手段でしかありません。
Excelを使えるようになると、なぜ自分らしい個性を発揮した面白い仕事をすることができるのか。
それは、業務を頭の中から出して、見える化して、整理し、進行状況を管理することで、驚くほどの余裕を生み出せるからです。
Excelは、頭の中を整理したり、進行状況を管理するのに、優れた力を発揮するツールです。
現状を整理して、先の見通しを持つことで、心と時間に余裕が生まれます。
心と時間に余裕ができた時、人は、自分らしさを発揮できるのです。
常に、やらねばならない仕事に追い立てられて、余裕のない状態は、自分らしさを発揮する場面がありません。
他人に振り回されている状態です。自分軸で動いてないのです。
もちろん、生まれた余裕に、すかさず「追い立てられた仕事」を入れていては、他人に振り回されるスピードが高速になるだけであって、自分らしい仕事ができているとは言えません。
自分らしい仕事とはなんだろうか。
自分だからこそできる仕事とはなんだろうか。
そういうことを、日頃から備えているからこそ、余裕ができた時に、自分らしい仕事を進めることができるのです。
Excelを使うことで余裕を生み出し、生まれた余裕でやるべきことは、「自分だからこそできる仕事はなんだろうか」と考えることです。
自分の人生の舵を、他人に渡してはいけません。
自分で進むべき方向を決めて、舵を握って離さず、波を乗りこなして、進んでいくのです。