合氣道と料理①
私は普段、
つぶつぶ料理術というものを伝えてることと
成田伝合気道の探究をしています。
なぜ、これらに興味をもったのか?
おそらく、何かしらの共通点があるのでしょう。
では、ここの合気道とつぶつぶ料理の共通点を探ってみましょう。
合気道の極意は、ズバリ「想い方」と言っています。
私の解釈でいうと、
「想い方」=「在り方」が大事ということです。
体の使い方うんぬんより、まずは在り方の方が大事なのです。
料理の方でいうと
料理や食事によって健康になろうという考え方は厳密には正確ではないんですね。
この発想は使い方をどうこうしようという発想です。
在り方というのは、
認識の仕方、捉え方、世界観ということでもあります。
認識としては
確固とした「体」というものがあるという捉え方をせず
常に流動する生命力というものがあり、
「流れとしての体」が常に調和の機能を働かせているという認識です。
自然力といいますか
自分自身の生命力、自分の体の無意識の働きに信頼をおくというのが、
まず根幹にあります。
○○だから何かをしようという発想ではなく
すでに円満であるという発想なんですね。
そういう発想で体を見ると
体は常に最善を尽くしているという見方が出来ます。
何か症状が出たとしても、最善を尽くしている途中経過として現れているものと捉えることが出来ます。
生命力という流れが主であり、
その時々にいろんな現象(健康や症状)が流れの一断片として認識されているというもの。
体も食べ物も環境も分離できないひとつの「流れ」なんですね。
常に流動する流れがあり
世間的にいわれる健康とは流れを妨げないこと、スムーズに流れるようにすることにあたります。
流れをスムーズにするためには、
構造を知るということが助けになります。
食べ物の構造
体の構造
心の構造
魂の構造
空間の構造
意識の構造
それらを知ること。
使い方ではなく、在り方が大事という発想は
まずは体(自己他者)を信頼するという前提のもと
個々の症状を治すというやり方ではなく、
体を直すことで個々の症状が結果的になくなるという在り方であり、
種々の状況に一個一個に対策、対処していくのではなく、
一つの理(腰回し)で全てに対処するという在り方です。
成田先生の言を借りるなら
といったところでしょうか。
共通する在り方が見えてきましたね。
どちらも意識が開いてなんとも心地よく
めちゃくちゃ面白いんですよね。
ぜひ、体感してね。
成田伝合気道
熊本県で体験できます。
https://mugenjyuku8-aiki.jimdo.com/