和合(和して、同ぜず)
似ていても、方向が真逆ということがあるので
この違いを見極められるようになっておきたいという話。
和合というと、
プラスに対してマイナスで対処するイメージを持ちがちですが
これでは、相殺してしまってゼロになってしまいます。
そうではなくて、
プラスはプラスのまま
マイナスはマイナスのまま
プラスとマイナスを活かしたまま視点をあげる
ことで
調和させる必要があります。
和合とは
白と黒を合わせて灰色にする事ではなく
白は白のまま、黒は黒のままで
次元を変えて、統合しなければなりません。
ごちゃ混ぜにするのではなく
差異を認識した状態で統一化するということになります。
同じような統一といえる状態でも
差異を認識しているかしていないかで
方向がまったく逆で
進化の方向か退化の方向かという違いになります。
同じ混沌でも、
忘我の状態ではなく
自我を確立したのち、自我を超えたもの(無我)であるかが大事になります。
赤子の無垢ではなく、
大人の無垢であるということ
自己同一性をもちつつ
自他同一性ももっているということ
右でもなく左でもなく
対立することなく
中行く道
これも中心帰納だと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?