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THE MAKAIのレコーディング録・シギ編

2017年もあとわずか。

クラウドファンディングで、みなさんのご支援を賜った魔界のファーストサントラアルバムである「THE MAKAI 鬼哭の章」のレコーディングに立会いました。

アルバムのラストを飾る「魔界が来たりて音を鳴らす」のボーカル録りです。

唄うは魔界が誇るボーカリストシギさんです。

シギさんは2008年にSONYから「証明」でデビュー、アニメ銀魂のエンディング曲「輝いた」で有名なシンガーソングライターです。一時期、音楽シーンから離れていた時期がありましたが、現在は再び精力的な活動を行われています。

ワタシはデビュー当時からファンでございまして、休養期間から復帰直後、すぐさまダイレクトにアプローチしました。復帰ライブを見に行かせてもらい、半ば強引に魔界にご出演いただきました。

魔界はおろかプロレスも見たことのないシギさんがよくご承諾してくれたものだと思います。

魔界の2015年10月の公演「第18回魔界相剋」が最初の登場となります。以来、魔界には欠かせない存在です。

一方、今回シギさんに歌ってもらう「魔界が来たりて音を鳴らす」は、魔界の初期の楽曲群の中でワタシにとって最も思い入れのある曲です。魔界最大の長編バラードです。魔界の初回である「魔界降臨」からずっと劇中歌として使ってきました。

シギさんと「魔界が来たりて音を鳴らす」の最初の遭遇は2016年の1月公演「第21回魔界無情」でした。

まさに「凄絶」というべきシギさんの絶唱と、ギタリストISAOさんの美しいギターの旋律がワタシの理想とする世界を描き出してくれました。まさにこの曲はシギさんと出会う運命だったのだと感動したことを今でも覚えています。

以来、この曲はシギさんの「声」で魔界で生き続けています。

今回のレコーディングはどうしても立ち会いたいと思っていました。念願かなっての時間は本当に濃密な時間でした。

最後のコーラスにも恥ずかしながらワタシも参加させていただきました。鶴姫こと志田くん、きぼんぬ、越智安成こと新納くんも参加。

ぜひみなさんに聴いてもらいたいのは、最後のヴァースのシギさんの語りからの絶唱です。この語りの部分はもともとなかったものでしたが、シギさんが自ら加えてもらったものでした。これがこの曲のもつポテンシャリティを大きくあげてくれました。レコーディングに際して、若干、変更してもらったのですが、最初の仮歌の段階で元に戻してもらいました。シギさんの生み出す言葉には「魂」があります。それをそのまま残したかった。ワタシ自身、歌詞は即ち魔界の世界そのものだと思って書いています。シギさんの言葉とワタシの世界が交差する瞬間がしっかり刻み込まれたと思います。

最後に、今回のアルバムで凄まじい仕事量だったISAOさんを支えてくれたNash先生とシギさんの貴重なツーショット。

THE MAKAIの誕生まであとわずかです!!


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