朱里選手のMAKAIプロジェクト所属に寄せて。
魔界で霧隠才蔵を演じる朱里選手と魔界の運営会社であるMAKAIプロジェクトが所属契約を締結。
朱里選手のMAKAIプロジェクトへの参加は個人的に強い想いがあるので、ここに書き留めておきたいと思う。
朱里選手が魔界に参戦したのは魔界の2年目の冬からなので、付き合いとしては、2年半ほどになる。彼女のことはSMASHの頃から注目していたので、魔界に加わってもらって嬉しかったことを覚えている。
それから総合格闘技の世界に進出し、彼女の恩師ともいえる酒井正和さんの率いるパンクラスを主戦場としながら、プロレスや魔界も並行しながら活動を続け、夢であったUFCの契約を掴み取り、日本の女子選手としては初勝利をおさめた。その努力とバイタリティは心の底から凄いと思うし、あのストイックさは誰にも真似できないものと思う。
魔界に関しても、忙しい練習の合間をぬって、本当によくやってくれていて、昨年は前田慶次とのストーリーで、難しい表現を体当たりで演じてくれた。魔界の中でも抜群の存在感で貢献してくれている。
そんな朱里選手とは昨年、いろいろ話す機会があり、魔界の目指す場所や、彼女の目指すキャリアが一致するものが多いのではないかと考えるようになり、MAKAIプロジェクトの仲間に正式になってほしいと考えるようになった。MAKAIプロジェクトのメンバーは志田くんをはじめ、大阪プロレス以来の付き合いであるバッファローくん、吉野くん、そしてTARUさん、AKIRAさん、新納くんとすべて直接、加入を口説いてきた。
朱里選手には昨年の12月30日にじっくりと話し合い、MAKAIプロジェクトへの加入をお願いした。7人目の所属メンバーである。
もちろん現在の朱里選手の主戦場はUFCであり、その戦いがメインになる。それでも、MAKAIプロジェクトや魔界にとって彼女の加入は大きな力になるだろうし、未来においてこの加入はお互いにとって大きな力になると確信している。
朱里選手には将来的には世界的なアクションスターになってほしいと思う。彼女のポテンシャルと、真剣勝負の世界で培ってきた殺気や闘争心は、演技という世界で異次元な長所として活かせるはずだからだ。
またMAKAIプロジェクトのエースである志田光との相乗効果ははかりしれないものになるだろう。
2019年はMAKAIプロジェクトにとって重要な年。
チーム一丸となり全員で信じる道を進んでいきたいと思う。
まずは2月15日の第56回魔界〜免罪Pardonでその想いをぶつけたい。