ばってん少女隊年末ライブ「わたし、恋はじめたってよ!」雑感
※2部中心に書いてますが、所々1部の話も入ってます。あと配信は買ってない(瀬田さんごめん)ので、あくまで覚えてる範囲で。…ああ、でもやっぱ買おうかなあ…(追記:買いました)
年末ライブです。
ステラボールはとにかく横に長い。ワンドリンク制ないし入場もスムーズなのめちゃくちゃ助かる。
座席と座席の間めちゃくちゃ狭かったから、振りコピは満足にできなかったけどまあしゃーない。
OP
ステージ上にはスクリーン(大)が1つ上から吊り下がっていて、その後ろにスクリーン(小)が5つくらい配置。今回のライブはこのスクリーンを駆使したものでした。
開演すると、音楽と共にそのスクリーン上にメンバーの写真、名前が順々に現れる演出。なんかゲームのPVの登場人物紹介とか、アニメのOPでキャラクターが次々出てくるシーンみたいな感じ。カッコいい。
間髪入れずに「わたし、恋始めたってよ」。スクリーンにはわた恋のMV。
MVいいですよね。僕はみゆちゃんの美しさと自然を味わうための映像だと思ってます。個人的には曲の印象的に冒頭のみゆちゃんのシーンと同じ世界観(夜の都会)で映像が展開されていくものだと思っていたので、ちょっと意外ではありましたが。
わた恋終了後、画面には「楽」「喜」「不安」「怒り」「悲しみ」「希望」の文字が。
「楽」by春乃きいな
黄色で書かれた「楽」がフォーカスされると同時にきいなちゃんにスポットが当たり(5人は後ろに)、ソロダンス。「楽しい」という感情を表現したもののようです。
朝起きて、「今日はあの人と話せるかな…?」みたいなイメージなんだって。キュンキュンですね…最高…
「楽しい」の表現って一番難しいような気がしますね。単にテンション高めで踊るとその後の「喜び」「希望」と被っちゃうし、そもそもトップバッターってだけでも相当大変だろうに。それをこなせるきいなちゃん、さすが。
その流れから「びびび美少女」。そして「OTOMEdeshite」。
この2曲最初に持ってくるかね、、、、否が応にもテンションをMAXまで引き上げられてしまう、、最高…
あとびびびの振りはいい加減覚えないといけないな…未だに全然分かってない。
「私なりに 私なりに 乙女でして。」の振りコピは勿論全力でしました。あれが一番楽しい所だと思っている。
「喜び」by蒼井りるあ
次はピンク文字で「喜び」がフォーカスされ、りるあちゃんによる「喜び」を表現したソロダンス。かわいい!!超かわいい!!!まじでかわいいよりるあちゃん!!!!誰か助けてくれ!!!!!!!
ご覧になってた方は分かると思うんですが、横にぴょんぴょん跳ねるやつかわいすぎませんか?何あれ??人間ってあんなにかわいい動きできるの???あと誰かを探す→見つけて笑顔で手を振る、のくだりとかも。
僕の中の「りるあちゃんかわいいランキング」の2位に入りました。一生りるあちゃんのかわいさに翻弄される、そんな毎日がいいよね。思わん?(by知っとっちゃん)
その流れから、「ころりん HAPPY FANTASY」。
はい出た。もういいって。こんなん俺を狂わせるためだけのセトリじゃん。スクリーンにカラフルな「まる」「さんかく」「しかく」が飛び交っててとても良かったです。相変わらず年少組が映える曲。星野西垣ペアが大好きなのは言うまでもないけど、りるみゆも本当にこの曲にぴったり。完全にモノにしてるよなって感じでした。
「無敵のビーナス」。スカートひらひらさせる振り付けまじで良いですよね。落ちサビの一体感好きよ。
あ、あと曲中の繋ぎもりるあちゃんがソロダンスしてたんですが最高にかわいかったです。かわいいの天才。
「不安」by上田理子
上田さんによるダンス。相変わらずの表現力の高さよ…愛ちゃんに手を振りほどかれて不安げにウロウロする、みたいな感じでした。ちょっとコンテンポラリーっぽくて良かった。
何回も言ってますけど、表情の使い方で上田さんに敵う人はいません。少なくともばっしょーには。格が違う。
その流れで「Oisa」→「コトバテニス」。
「Oisa」は「不安」ってテーマにはピッタリですよね。スクリーンにはMVの世界観のような映像(夜の神社とかお祭り)がループで流れていました。
スタプラフェスの無限Oisa以来、本来のOisaの長さがどれくらいだったか全くわからなくなってしまった…怖い曲だよほんとに…
「怒り」by瀬田さくら
「怒り」が一番似合う人。他意はないですよ?見事なパンチと蹴りを披露。さすがばっしょー1の武闘派。本人曰く、蹴りは快感だったそうです。やっぱりそういう素質が…
後の自己紹介で「怒りを担当しました、瀬田さくらです」と言ってたのを聞いて声優かよってずっと思ってたんですが、しっかり上田さんがツッコんでくれてよかったです。
「己Myself」。「怒り」らしく、歌唱メンバーカラーの炎がスクリーンに。スクリーン、視覚的に楽しいのもそうですが、誰が歌ってるか即座に分かるのも地味に嬉しいですよね。
「BDM」。会場全体が真っ赤なライトで照らされ、そこに浮かび上がる6つの影。まさにMV、というかBDMという曲の世界観。ラスサビ前、「だー!」から「頂戴。」までで一瞬溜めるの本当に好きなんですよね。あの演出した方天才すぎる。
「悲しみ」by柳美舞
初手ステージに倒れ込んだのでびっくりしました。相変わらずの表現力、女優。表情、ダンスなど項目別に分けたら話は別ですが、総合的な表現力はみゆちゃんが最強だと思います。
その後のMCできいなちゃんが言ってましたが、みゆちゃんには悲しみが似合う。MVの涙も美しい。人が泣いてる姿って、人間らしさが溢れてて良いですよね。
曲が始まると思いきや、スクリーンが降下。メンバーとオタクの間にスクリーンが一枚挟まる感じになりました。伝わるかな…?透過スクリーンみたいな感じなんですが。
その流れで「FORCES」。温故知新でもこの曲の演出良かったんですよね。スクリーンが下りたからなのか、低音の強い曲だからなのか分かりませんが、全身に音の衝撃波?みたいなものをずっと感じてました。
「bye bye bye」。もう多くは語りません。
「ただのさよならにはならないから」
「また会えたらねって意味にしちゃおう」
「さくらが散るころ新しい誰かに出会ったりするんだよ」
「またあえたときってもっと嬉しい」
今年1年であまりに色々なことを経験してきた6人がこれを歌う。その重みは文章なんかではとても表現できないのだから。
「希望」by希山愛
自己紹介で「希望の希山愛です!」って言ってましたね。まあ何も間違ってない。実際愛ちゃんはばっしょーの希望の象徴みたいなところがあるし。君の名は希望。
「夢のスコール」→「STORM!」。狂ったほど聴いた「ますとばい!」の曲。自分がばっしょーを好きになった時のことを思い出しました。こういうことが言えるくらい好きでい続けられてよかった。
あと曲の繋ぎ。りるあちゃんの所で触れたように、繋ぎも担当メンバーがソロで踊ることが多かったように記憶してますが、愛ちゃんだけは最後6人で踊る構成でした。最高に愛ちゃんだった。
ここまで13曲連続披露。
VR、チームラボ、温故知新ツアー等々で今年築き上げてきた技術力を更にパワーアップさせて出してきた、そんなブロックでした。圧巻。
いつものライブパート
正式にそういう区分があったかは分かりませんが。便宜上ね。
「おっしょい!」→「MEGRREY GO ROUND」→「ますとばい!」
強い。全部振りコピが全開でできる曲。
特にメグリーは最高に楽しい。リリイベで振り付け講座なんてのもやってましたよね。部活から帰ってきて、ソファーに寝転んだままLINELIVEを見て何となく練習してたのをめちゃくちゃ覚えてます。あと人生初のライブで、初めて星野さんから激烈なレスを貰ったのもこの曲のサビでした。一生忘れない。
「スウィンギタイ」→「ジャン!ジャン!ジャン!」→「ばりかたプライド」→「FREEな波に乗って」。
完璧すぎる。何にも言うことがない。あまりにも「ぼくのかんがえたさいきょうのセトリ」すぎる。
フリ波の時、スクリーンにはりるみゆが入ってきてからの写真が次々とスライドショーで映し出されていました。曲が終わると6人はそのまま退場し、スクリーンには「ありがとう、これからもよろしくね!」の文字と6人の写真。
泣かせる気しかないだろ?????いい加減にしろよ?????よくもまあここまで良い演出を思いつくものだ…
ちなみに2部ではこの曲の前に最後の挨拶がありました。2021年を振り返るという内容だったんですが、6人全員が自信に満ち溢れた、充実した表情だったのが印象的でした。誰も泣かなかった…ように見えつつ、話し終わった後に少しだけ泣いていたりるあちゃん。でも、横に立っていた愛ちゃんがいち早くそれに気づき、何かやり取りをしていていました。本当に優しい人だ。
「知っとっちゃん」→「ばってん少女。」→「フレッ!フレッ!フレンズ」。
「知っとっちゃん」、あんまり印象になかったんですがめちゃくちゃ楽しいですね。サビの絶妙にダサい振りとか、りるあちゃんの「思わん?」とか、サビ終わりの「やけん」→「けどね」…の掛け合いとか。第一部で言ってましたが、あの部分のポーズで何かボケてたらしいですね。第二部で注意して見てたんだけど確信は持てなかったなあ…あの一世を風靡した某芸人かなあとは思ったけど…
「ばってん少女。」では異常に光るペンライトこと大閃光を使ったオタ芸を披露。なんで?と思ったら、瀬田さんが5年位前からずっとやりたいって言ってたみたいですね。
その後のMCで、(単に言い間違いかもしれないけど)やっと「ばってん少女隊に」オタ芸できましたって言ってたの聞き逃してないから。あなたも一員でしょうよ。
曲の最後に大閃光後ろへぶん投げるの好きです。前で見てないと分かんないんですけど、普通にステージ上に何本かは残ったままでした。もちろん注意してるんだろうけど、怪我しなくてよかった…
あとまさか「フレッ!フレッ!フレンズ」まで来てしまうとは思わなかった、というのが率直な感想ですね。まじで欲張りセトリすぎる。
アンコール
博多両部、品川1部はまず「Happy」。
これも思い入れが強すぎる曲なので何も書きません、というか書けません。
瀬田さんの「きっと誰も…」の低音の優しい歌い方が大好きだとか、「ただオレンジ色の空が…」の高音の伸びが気持ちいいとか、そういうことなら無限に書けるけど、そういうことじゃなくて。でも素晴らしかったです。
最後の曲、博多1部は「Going my way」、2部は「夢のキャンバス」、品川1部は「Dear My Blues」。
夢キャンは言わずもがな、他の2曲も最高でした。こんないい曲だったっけ?って思った。そう思えたのは、ライブ全体の完成度・満足度があまりにも高かったからかもしれません。
夢キャン、木下さん(F-girls時代の7人目)が抜けるときに作られた曲って言う話を以前見たんですが本当なんですかね?だとしたらすごい。重みがありすぎる曲。
ありっさのラストライブの時も披露されてたかな?いずれにしても色々な人を送り、迎えてきた、グループにとってとても大切な曲なんだろうなと思っています。
品川2部、つまり2021年ワンマンを締めくくる曲が「YOIYAMI」。新曲。
リリースのペース速くない?CD出すわけでもないからこれくらいでも全然いけるってことなのか…嬉しいことですね。
曲としてはとにかく「和」テイスト。「Oisa」の路線をそのまま続けていったって感じでしょうか。あそこまで世界観全開のものではないにしても。ちょっと希釈したってイメージでしたね。また和曲の手札が増えたのはいいですね。
あと振り付けはかわいい。2人組で背中合わせになって踊る所があり、一緒に手拍子をする所もあり。手拍子、なかなか複雑な感じだったのでみんなでやったら壮観だろうな。集団催眠だ。
ちなみに楽曲提供者はかなり有名な方らしいです。メンバーもみんな好きだとか。
誰だ…?和曲で最近流行ってるって言うと和ぬかさんとか?TIkTokでもきいなちゃんがやってたし。笑
あざとさの塊(大好き)
個人的な好みで言うと、悒うつぼさんなら最高に嬉しいですが。でもあの人は和って感じでもないか。
今回その線は無いですが、僕は田淵智也を諦めてません。これは今後も実現するまで永遠に言い続けます。まあ旧体制ならいざ知らず、今のばっしょーには合ってないと思いますけど…
玉屋2060%とか浅野尚志、杉山勝彦、Ayase、nbunaとかでも大歓迎ですけどね…さすがに後者3人はないよな。。でもWiennersは良い。
ライブの内容はこんな感じでした。温故知新ツアーや他のVR等で手に入れた技術と純粋なパフォーマンス力が完全に噛み合い、完璧なライブになっていたと思います。凄すぎる。あんまりこういうこと言わない方が良いのかもしれないけど、絶対にこの規模に甘んじていいアイドルではない。
最後に、個人的なことを1つだけ。
博多品川公演通じて、僕の席の間近に「この人絶対Twitterでよく見る○○さんじゃん」という人が何人か。一方的に僕が知ってるだけだろうし、極力人と関わらずにオタクをやってきているので勿論声なんて掛けませんでしたが、なんか嬉しかったです。それだけ言いたかった。
メンバーごとの感想に続きます。