ばってん少女隊「ふぁんtasy」at Zepp Fukuoka 20201108 雑感(前編)
オンラインじゃないばっしょーのライブは、去年の秋ツアー岡山から数えて1年ぶり。それに初福岡だったのもあってもう最高に楽しみでした。
今回はテンションが高くなり過ぎたのかほとんど記憶がありません。
いつも以上にふわふわした薄い内容だと思いますが、まあそれが楽しかった証明ということで…いやそもそも誰かに書いてる文じゃないから別にいいのか…じゃあ今自分は何でこれを書いてるんだ…?…怖…
ちなみに開演前は楽しみすぎて、演者側かよってくらい緊張してました。
あとTシャツ青だけMから売り切れたのなんで????普通用意された数的にXXLとかから売り切れるもんなのに…
青推しは自分みたいに背の低い人間が多いんですか??(失礼)
確かに自分の身長は推しより低いけど…
セトリ(相変わらず縦に長い&というか記事自体が長い)
SE. ふぁんtasy
幕が開いたらそれぞれがポーズをとっている。ライトの感じも相まって何となく幻想的な印象でした。静止中は相当きつい姿勢だし、喋れないしで色々大変だったとか。
衣装は「ふぁん」のリメイク。特に色分けはなかったかな?肩回りのデザインがそれぞれ微妙に違っているのがまたいいですね…
個人的には「ふぁん」の衣装が「ますとばい!」と同じかそれ以上に好きなんですよね…「ますとばい!」のジャケットと見比べると、ほんとに色々変わったんだなあという感じでかなりグッときます。
1. スウィンギタイ
MCで上田さんと瀬田さん?がはっきり「シンギタイ」って言ってた気がするけどそう読むの?でも普通は曲名表記に従って読むよね?
まあそれは置いておいて、めちゃくちゃに好きな曲です。
指ハートの振りが可愛い「I love you love you」、サビ前の「おっしょい!」、落ちサビ前のそららソロ「越えられない壁はないと言い切ってね」…
あとなんで歌詞の表記「オーォイェェェッ」なんだ…?「オーイェイ」とか「oh yeah」でよくないか?勢いを出すため?
2. ますとばい!
横浜公演のセトリを全く知らなかったので、これが来るとは思わず。
めちゃくちゃテンションが上がった結果、気づいたらだいぶ自分の席を離れてステージ中央付近にスライドしてました(自分の隣の方がいなかったので分からなくなっていた)。後ろの方に本当に申し訳なかった…
そららの煽りがよかったですね!!!この曲に関しては本当にコールしたかった。
落ちサビは本当に気持ちいい。何というか、伴奏の音が減るタイプ?のサビ大好きなんですよね。本当に文学部の語彙力か?????
3. Dancer in the night
最初聴いたときはどうなのかなあって感じだったんですが、ライブで聴くとめちゃくちゃいい曲。
ばっしょーのライブの最大の魅力は「自然と体が動く音楽のノリの良さ」だと思っているので、最高に楽しかったです。
「僕らはそうして明日を生き続けるのでしょう」のそららはいいぞ…
4. Just mean it!
ばっしょーっぽくない曲。カッコいい曲って言うべきなのか?ナタリーさんの記事によると、こういうのをR&Bって言うみたいですね。そうなんだ。
この曲に限らず、音楽的教養がないばかりにズバッと「この曲は○○」と言えないのが悔しいですね。
MC①
新しい自己紹介にようやく慣れてきた。昔のことを言ってもしょうがないからね、早く受け入れる努力をします…
前述の衣装の話とかをしていた記憶が…
5. でぃすたんす
自分の中でちょっとだけ引っかかることがある曲。まあ本当に些細なことなんですが…
音源聴いた時はどうかなって感じだったけど、ライブになると楽しい曲ですねほんとに。すごいノれる曲。メンバーの掛け声がいい味出してます。
6. OTOMEdeshite
「ふぁん」の中で一番好きです。
曲のテンポ、サビ最後の「乙女でして。」の歌い方、上田さんの「わざとやなかよ」の言い方。
教室っぽいセットにするとめちゃくちゃいい感じになりますね…
自分が上手側の席にいて、ホワイトボードが下手側にあった関係でよく見えてないんですが日直はきいなちゃん、めあてとして「ライブを楽しむ」的なことが書いてあったような気がします。
あとそららと愛ちゃんの相合傘が書いてあったんだってさ。最高か?
2番のそらら「また既読スルー」でがっくり顔を下げる→「また立ち直る」で愛ちゃんが慰める、の一連の流れ可愛すぎるだろって!なあ!!!!!
多分こんな感じのことを曲中何度もやってたはずなので、ライブ映像を見たい曲ナンバーワンかもしれません。
「あいつの背中に~」(ここじゃなかったらごめんなさい)でそららが風紀委員なのに机の上に立つという暴挙。
しかし「そららが風紀委員」の解釈一致感すごいですよね。
中学時代風紀委員長を務めていた身としては何かシンパシーを感じます。
勝手に感じとけという話ですね。じゃあ勝手に感じておきます、ありがとうございます。
7. ジャン!ジャン!ジャン!
歌詞見たら「笑顔が’’E’’」「素晴らし’’E’’」の時点で予想はしてましたが、振り付けもEの字になってました。
あと途中で「背理法」って言ってるよね?歌詞考察するか…?
「スパシーバ~」からの掛け合いが気持ちいいですね。ちゃん瀬田の「ジャジャジャジャーン」の言い方好き。
「アイドル界のジャンヌダルクになりたいの」を上田さんが歌うのは何だかいいですね。
斜陽のアイドル業界(=スタダ)を救う英雄になろうってこと?最後処刑されてんじゃんって話ですが、死後聖人になって何百年も崇められてるからセーフということで。
MC②
机イスが残ったままなので、座ってトーク。
東京の高校生のスカートが短すぎる問題を瀬田さんが力説。福岡の人間じゃないので何とも言えないけど、もし瀬田さんの言う通りの丈だったら相当長くない?お嬢様学校だったってこと?それはそれでまた解釈一致だけど…
あと現役高校生がそららだけという衝撃。
高校卒業したそららとか全く想像できないな…しかもそららが卒業したらその1年後には自分も就職じゃん…受け入れられねえ…
あと方言の話。当然自分は一つもわかりません。方言嫌がる人が最近多いみたいですが、静岡という方言ほぼ皆無な県出身の人間としてはどんどん使ってほしいですね…方言への憧れがすごい。
8. MILLION SUMMERS
小野さんの曲だなあと。歌詞がすごいですね。方言が盛り込まれてるのもあるんですが、絶対に一聴じゃ読み解けない。
「ミンミン鳴くセミ~」以降の歌い方の変化は最初聴いたときびっくりしました。こういう歌い方だときいなちゃんの声がめちゃくちゃ映えるなって感じで。そららだけ歌割りないじゃんって思ったんですが、よく考えたら他の曲だとこういうパートかなり担ってますからね。しょうがないか。
9. よかよかダンス
大好き。曲の振れ幅すごくない?「Dancer in the night」とか歌った後にかめはめ波撃ってるんだよ???
多分何回も書いてますが、自分がばっしょーに出会うきっかけになった曲なので本当に思い出深いし、何歳になっても永遠にかめはめ波を撃ち続けてほしいです。
10. おっしょい!
この流れよ。というかこれだけ大人っぽい曲を習得しておきながら未だにやってくれることの有り難さを噛み締めました。まあおっしょい!やらなくなることはないと思うけど…
今シングル盤のおっしょい!聴いてるんですが(当時のMVリンクしてあります)、声とんでもなく幼いな…そららに至ってはもう何もかも違うって感じだし…
この曲に限らず、過去曲は声の変化とか歌い方の進化に注意するとより楽しめそうですね。まあライブだとそんな考えが全て消し飛ぶので自分には無理な話ですが。
11. OiSa
MVが最高にカッコよくて間宮祥太朗さんが一位に選んでくれてバズリズムでやってくれた曲。
ライブになったらどんな感じなのかなと楽しみだったんですが(横浜公演の様子をYouTubeのコメント返信で教えて頂いた方ありがとうございます)、和傘を使ったダンス、背景の演出も含めてめちゃくちゃに良かったです。
色々な都合があったんでしょうけど、バズリズムではそうした背景&傘みたいな演出がなかったのが悔やまれます…あれ見せられたらだいぶ変わってくるぞ…
MVの伸びもいいし代表曲になってくれればいいなって感じです。
YouTubeで思い出したけど、5th Aniversaryライブの映像低評価エグくないです?本題から逸れるので深くは触れないですけど、、動画に寄せられてる否定的なコメントに全部反論してやろうかな(最悪なオタク)。
ただまあお金使うにしてもYouTubeにあの動画の広告出すのはどうかと思う…んですけど、まあそれは置いときましょう…
MC③
「MILLIOM SUMMERS」「よかよかダンス」は小野武正さん、「おっしょい!」「Oisa」は渡邊忍さんがそれぞれ作詞作曲していて、全然テイストの違う曲だよねという話。
繰り返しになりますが、楽曲の幅広さに関してはアイドルの中でもトップクラスだと思ってます。絶対に。
12. Dear My Blues
マイクスタンド使う曲なんですね。ばっしょー初?
元しゃちオタ的には「ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ」を思い出しました。振りが手だけになる分、マネしやすいのでそれは良いなと思います。「ちぐはぐ~」のサビは未だに振り覚えてるし。
サビ前の重唱?してる部分が好き。(1番「A way to go」は上田&星野、2番「Let's go forward」は上田&星野&瀬田だった記憶)
「退屈な人生観なんていらない」「箇条書きの未来ばかり並べていてもツマラナイ」「果てない地平線」「未開拓な地図の上」と、歌詞のメッセージが強い。
自分たちのやりたいように未来に向かって進んでいくぞ!というポジティブな曲ですね。今のばっしょーっぽい。
13. Over
一番終わりの「さあ歌おう」と「lalala」がいい!
「一緒に見てきた景色」「本当の気持ちは上手く言えなくって」「一人だけど一人じゃない」「一緒に見た景色は 一緒じゃないかもしれない それでも 違うからこそきっと 重ねたくなるんだよ」
歌詞から見るに、メンバー同士でお互いを奮い立たせようとしている感じなんでしょうか。
そこからの「想いよ/声よ/歌よ届け」なので、メンバー一丸になって、想いを一緒にファンへ届けよう!みたいな曲なんでしょうか。
14. Happy
「ふぁん」通常盤には収録されてない曲ですね。YouTubeにショートver.もありますが、MVめちゃくちゃいい…
アルバムの特典映像も含めてですが、「今」のばってん少女隊の良さが存分に詰め込まれているMVだと思います。当事者である星野蒼良さんがMVを作成しているからなんでしょうね。どのシーンを使うか、どういう風に映したら自分たちの魅力が良く伝わるかを一番よくわかってるのは本人ですから。
本人に直接感想伝えたい…でも電話会とか絶対事故るし初めての接触系イベが電話ってのもなんか嫌だし…そもそも金無いし。
歌としてはサビ前の「手のなる方へ」の前のちょっと低音になる所が大好きですね…瀬田さんの歌声大好き人間なのであの低音は痺れる…
歌詞も最高なんですよ…今回は大丈夫だったけど、シチュエーション次第ではめちゃくちゃ泣いてしまいそうな曲です。
ちなみにライブ会場で泣いたのはチームしゃちほこのガイシ公演で「プロフェッショナル思春期」を聞いたときが唯一です。あれ一曲目に来るのはズルい。泣き曲って感じでもないんですけどね。
SE. but-show TIME
ここからアンコール。アンコールどうするのかなって思ったら拍手なんですね。直前の5人の影ナレは事前に録っておいたやつ流したのかな?衣装的に着替えにも時間かかりそうな感じでしたし。
アンコール衣装はやばい。もう何を言ってもアレな感じになるので深く言及しませんが、運営変わったの?って感じでした。思春期中ずっとスタダのオタクでい続けた自分には刺激が強すぎる…心臓が保たん…
15. びびび美少女
これやってくれるんだ!!!
横浜でやらなかったみたいなのでひょっとしたら的な気持ちはまああったんですが、いざ実際来るともうドーパミンとかエンドルフィン的な快楽物質がもう…
歌い出しの「びびびびび びびびびび…」聞いただけでここまでテンション上がるってすごいことですよ。「び」しか言ってないのに。
16. 無敵のビーナス
「Say hello to me ここから始まる」が好きすぎる。
改めて見たら相当大人っぽい感じの歌詞なんですよね…少女から大人へと変化しつつある心情を、爽やかな感じを残しつつ歌っているという。熟成されてますますいい曲になっている気がします。
衣装が一番似合ってた気がしたからかな?自分の中だとありっさ曲なんですが、5人でも言うまでもなく良かったです。
17. ありがとーと
横浜のセトリを把握してなかったのもあって、本編のラストにOverが来た時点で今日ありがとーとはないな、と愚かにも決めつけていましたね。まあ結果的に、その分来た時の興奮がすごかったのでいいんですけど…
歌い出しがもう100点。
で、「ありがとーと」は「~と」という方言と「『ありがとう』と○○」のダブルミーニングなんですよね!!!絶対みんなこんなのすぐ気づくけど!!!
あ、でも前述のYouTubeのコメ欄に「博多弁でも『ありがとーと』なんて言わない」って言ってた奴がいたな…
ちゃんと歌詞見てからコメントしろ!!!!バーカ!!!!!!
まあそれは置いておいて、方言というのは当然歌に盛り込めば独自色が出るし、よほど変なものでなければ可愛いのでいい武器になる一方で、田舎っぽさみたいなものが纏わりついてくると思うんですね。
ずっと記憶に残ってるんですが、たこやきレインボーがメジャーデビューした一発目の曲「ナナイロダンス」はまあまあ評判が悪かったんです。というのは、歌詞を見て頂ければ分かるんですが、今までの関西っぽさが無くなったから。僕としても、もし今後ばっしょーが博多感一切ない曲しか歌わなくなったらちょっと…ってなるでしょうし。
ただ、ばっしょーの歌はその塩梅がうまいなと思うんです。
「Oisa」はその最たる例でしょう。「おいさ」も「おっしょい」も同じ祭りの掛け声なのに、そのバランスであそこまで印象が変わるっていうのはとても面白いです。
ばっしょーは曲が多彩ですごい、みたいなことを書いていますが、こういった方言のバランスなども含めて、やっぱり楽曲的にも本当に優れたグループなんじゃないかって思いますね。音楽的知識全くないけどな。
全曲の感想やらを好き勝手書いてきましたが、あまりにも長くなってるのでまさかの後編に続きます。自分でもびっくりですね。6000字って…
※後編書きました