駄弁る日誌:おせっかいダベモン/2022年8月28日(中條杏美)
今回、岸本さんのお話を聞いて、または聞いてもらったりして、私の悩みが少しだけ晴れました。この少しは人生の中で蝶の風が台風を起こすがごとく大きいことだと思っています。この悩みというのは「自分は周りと少々ズレているのではないか」というものです。例を出すと性格診断で大体「あなたは全人口の4%に入るくらい変わった人です」と書かれます。多数派で成り立っている社会では生きていけないと考えていました。ですが岸本さんは違いました。この方は「自分は変わっている」という自覚を持ち、それを自分の強みだと考えていらっしゃいました。変わっていると思うからこそできることがあるのだと聞かせてくださいました。中でも強烈に記憶に残っているのが「大学時代に自転車でほぼ手ぶら一人旅をしたお話」です。見知らぬ土地を見るのが好きなのでとても興味を惹かれました。このお話を聞いて、大学生の休みは長いのだからやりたいことをやるべきだろうと心から感じ、JR4駅分を散歩しました。以前からやってみたかったのでいい経験になったと思います。
次に強烈に残っているのは「コロナ禍だった為に大学院に行かずに就職したお話」でした。岸本さんは学生時代に様々な方と関りを持ち、その中で現在の就職先の方と出会った、ということのようでした。人との関わりは人生の安定に繋がるかもしれないということを感じました。あまり就職について考えてはいませんでしたが、お話を聞いて、前向きに就職について考えてみようと思いました。
普段の生活では人見知りですので、このような機会で人とお話し、様々な考えを聞くことによって頭の中が紐解かれ、とても気が楽になります。とても充実した時間だったと思います。ありがとうございました!
立命館大学 経済学部 中條杏美
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