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作品自ら物語らない。
佐藤可士和『佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか?
1000円+税
全141ページ
所要時間 約2時間半
◾️記憶したい一節
「『価値の転換ができているかどうか』は常に、
仕事の重要なものさしのひとつです。
一般常識や広告・デザインの常識の枠にいつのまにかはまりこんでいないか?
常に疑って考えるようにしています。
表現として本当に強いものをつくろうと思ったら、
常識を変えるくらいのものをつくらなければ。
デュシャンからは、いまだに学び続けているのです。」
◾️この本を読んだきっかけ
図書館でふらっと。薄くて面白そうな本を探していたときに偶然。
佐藤可士和さんの本読んでみたいと思った。初めて読む。
◾️この本からの分岐、ネクスト興味
・思考の言語化が重要。
・ウェブデザイナーの中村勇吾さん。ウェブサイトかっこよすぎた。
◾️雑感
「言語化」
作品の説明ってしっかり丁寧にしていいんだね。
というか、しないといけないんだ。
完成品が物語る。とか言ってクールに立ってちゃダメなんだ。
自分がしゃべる必要がないように、作品の完成度を高めたり、
アイデアの面白さを磨くものだと思ってた。
けっこうしゃべっていいのか。
「第一印象はAの方向性でしたけど、
ヒアリングしてたらBになって、
その後の〇〇という要素を発見し、
最終的にはCをオススメ致します。」
こんな感じで思考のプロセスまで言語化するみたい。
結論のみお願いします。って世界だと思ってた。そうじゃないのか。じゃなくていいのか。