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【フリーランスカメラマン】各仕事もらった媒体格付け【for はじめたての人】

僕が過去にもらった仕事の数や実績から。

・媒体名
・おすすめ度(A~C)
・理由
・総評

で書きます。
あと結構グルメの話で例えがちですがお許しください。

・インスタグラム


カメラマンにとって一番身近なツールだと思います。
ただ、あまり意味を成してないといって差し支えないでしょう。
しょっぱなからオススメしません(笑)

・おすすめ度


ランクC

・理由

メリット
①写真や動画を投稿・表現しやすい。
②友人にカメラマンであることを認知してもらえる。

デメリット
①ライバル多すぎ。仕事探しの場として写真依頼の需要と供給のバランスが崩れてる。
②依頼者や決裁者にとって身近なツールではない。
③そもそもインスタを使って依頼を探すような方は目が肥えてるので、フォロワー1万人越えでやっとインスタ戦線に立てるレベル。

総評

インスタで成功している方もいますが、類まれなセンスの持ち主ばかり。
つまり何もツテがない人がここで仕事をもらおうとするのは、ミュージシャンが路上ライブでスカウトされるのを待つくらい難易度高いです。
僕も友人の友人伝いや一部の作例を見てくれたお客様からしか仕事をもらったことはありません。過去1年間でいえば、3件ほどです。
とはいえ写真を投稿することや交流には使いやすいです。
繋がりのきっかけや作例として活用しましょう。
「ご依頼お待ちしております。」この言葉はほとんどのカメラマンにとって気休めみたいなものでしょう。

・スキル販売サイト(ミツモア・くらしのマーケット・ココナラなど)


これも利用されている方多いじゃないでしょうか。僕もいくつかのサイトに登録しています。

おすすめ度

ランクB

理由

メリット

①写真撮れる人を探してるお客様に直結
②写真の需要も高め
③評価やレビューが出る。(デメリットとも言えますが)

デメリット
①単価が安い傾向にある。ここで探すお客様は1件あたり数千円くらいで求められている。
②まだまだお客さんの層が少ない。トップカメラマンでも過去の依頼数は数百件~数十件が散見される。
③マージン抜かれる。
④カメラマンによって依頼料やオプションが違うのでお客様にとってわかりづらい。
⑤写真だけを探してるお客様だけではない。

総評

カメラマンとして登録しておいて損はなし。
僕もいくつかは来ています。ただ数は少ないし、単価も安い。ウェブページや仕事の記録用に探されるが多い印象です。
ただ、お客さんがカメラマンを探すツールとしては浸透していない。中には見積り提示が必要なサイトもある。そういったサイトは見積もりを出す・見てもらうことにサービス料やポイント制を設けており、その提示だけに金を払わされている人々もいます。だから登録した時点でサイトの営業からものすごい電話掛けられます。「今だけポイント20%UP!」「ポイント購入者のみにお仕事案件あります」僕も始めたての時に買いましたが、ほとんど意味を成してません。
確かに購入者への案件などが優先的に来ましたが、そのジャンルの仕事は繁忙期ならそりゃカメラマン足りてねーだろうなってくらいの仕事。

・カメラマン出張サイト(ラブグラフ、fotowaなど)

おすすめ度

ランクA

理由


メリット
①「カメラマン」を明確に求めてこられてるお客様
②価格が明瞭化されている。
③評価がある。

デメリット
①マージン抜かれる。
②カメラスキル以外が求められる(礼節・行事やしきたりの理解・子供対応)

メリット?デメリット?
①個人撮影が多い
②人格やコミュニケーション能力が問われる。

総評

ダントツおすすめ。まずカメラマン出張サイトを検索するお客様はカメラマンを探されております。つまりここに登録するのはフードコートに飲食店を出店するのと同じこと。
その中でみなさんもメニューや価格を吟味しますよね?同じようにカメラマンを皆さん吟味されます。ある意味、戦線には立てるわけですね。ポイントは「確実に写真の需要がある」ということ。とはいえそのジャンルは多岐にわたります。B to CからB to Bまで。ただ需要は圧倒的に記念写真が多めです。ほとんどの方に身近なのは記念写真です。スタジオアリスさんが何故全国にあるか、ですよね。コミュ力のないカメラマンにとってはキツイかもしれません。技術職ではありますが、技術より人格が求められます。
「こう撮りたい」「こう撮ったほうがいいですよ」カメラマンなら当たり前にありますよね。ただそれよりもお客様の状況(子供が泣いている、おじいちゃんおばあちゃんのケア)を気にすることが必要になります。
B to Bの現場ならカメラマンが怒号とまではいかずとも、「こうして!」って声を鳴り響かせてることなんかよく見ます。
でも、その時点で記念写真のお客様は萎縮されるでしょう。

しかし、個人写真の撮影が果たして自分のスキルに役立たないか、まったくそんなことはない。僕はこの仕事の中でたくさん学びました。
「えっここでこんな写真を撮りたいんですか?」
「こんな場所からしか撮れないんですか!?」
余裕であります。でもそれを叶えてあげるということは、何が必要か、どんな位置から撮らなきゃいけないか、すべて自分で思考します。

【スタジオでライティングがあって背景は造られてます。】

こんな状況を用意してくれるクライアントがセミプロやアマチュアに依頼されるのはごくわずか。スタジオ上がりのカメラマンのほうがたくさんご存じでしょう。

なら色んなことをやっちゃって勉強しましょう。
仕事の数を増やしましょうということ。
実績はお客様からの信頼のパラメーターになります。

まとめ

たくさん書きましたが、要は需要があるところに屋号を出しましょうということです。釣れない釣り堀に竿をおろしちゃダメですよって。
そこに時間と経費をかけるのが一番の悪手。

とはいえ僕ら個人が戦っていくのはそういうニッチなところで勝負するしかないというのも事実。
右も左もわからない方は良ければ僕の経験をもとに、自分がどこを狙うか判断していただければ。

質問もください。
よかったら良いねボタンくれたらうれしいです。

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