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あきづき体験航海

 7月15日、海の日に和歌山で行われた体験航海へ参加してきました!
元々は県内在住者のみが対象でしたが、要望が多かったのか募集制限が撤廃されまして。そんな経緯からか当選者も全般的に県内在住の方が多そうな雰囲気でした。
 このあきづきですが、2016年7月にも和歌山に寄港していて2度目の来訪。当時の写真を振り返ると艦番号もファランクスも白い! 時の流れ!! とちょっぴり遠い目をしておりました。年を経るごとに年数計算が出来なくなっていて、まだ5年くらい前のような感覚でしたよ。怖い。

あきづき艦橋

 さて、乗艦して早々に艦橋へ。外周通路などは佐世保のサマーフェスタ等でも見学可能なので、普段見れない場所へ向かいます。艦橋そのものは運が良ければ(お若い方であれば特別公開なども)上がる機会はあるものの、何と言っても日常的な仕事の雰囲気を片鱗でも味わえるのが楽しい!
 似たようなことを考える人は多くいるもので、出港するころには人がみっちり。さらには防大生が研修で乗艦されているし、隊司令もいらっしゃるしで目と耳が足りないーと嬉しい悲鳴をあげながら出港を見守っていました。引っ張られる感覚におぉ……となっていたら、海自タグに比べて民間タグの方が力が強いからねと教わりました。満載のタンカーとか重いですもんね。

あきづき制御室

 上を満喫したあとは下です。さらにレアな職場見学! 制御室ほか、食堂や士官室を休憩スペース兼ねて開放されていました。士官室はなぜか写真不可だったんですよね。パッと見では応接セットが一式あるくらいでしたが。緊急時は手術室としても使われるため、天井のライトは無影灯です。
 体験航海が12時までのため、乗員さんのお昼ご飯はずらして食べるのかな? と思ったのですが、なんとこの日は缶飯だそうです……。なんか我々のためにすみません。食堂の手前には酒保もあります。ただし現在では実質備品倉庫で、識別帽の予備などが置かれているようでした。

あきづき後部

 あっという間の2時間が過ぎ、名残惜しくも下艦の時間です。もうこのまま高松(翌日の予定地)まで便乗させて欲しい! という気持ちでいっぱいでした。余談ですが、冷房のよく効いた場所から一気に湿気が纏わりつく格納庫へ上がったので、カメラが一時曇って焦りました。
 帽子からしてねこちゃんなあきづきですが、艦内もいたるところにマスコットのねこちゃんや肉球モチーフの暖簾などがあって、完全に個性と化してますね。散策含めてとっても楽しかったです! こればかりはご縁次第ではあるものの、機会があればまた参加したいものです。

 最後になりましたが、乗員のみなさま、関係者のみなさま、大変お世話になりました。ありがとうございました!