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平成最後/令和最初の東北紀行 1/4日目

これまで旅行に行ったときに撮った動画やら、特に整理もせずに放置してストレージを圧迫する一方であったが、先日の沖縄旅行のようにコンテクストとしての記事に紐づけてYoutubeなりにアップロードしておくとちょっとすっきりするな、と思ったので、少し前の旅行の記事も思い出しながら記録していきます。

2019年のゴールデンウィークは、改元もあっての10連休。
その年の暮れに始まる世界的パンデミックの影もまだ見えず、どことなく世の中も浮足立っていた。

この時の旅の計画は、シコクくん、トーホクくん、チーバくん(僕)の3人での東北南下。
空路で東京まで出てきたシコクくんと東北新幹線で八戸に向かい、トーホクくん宅に一泊後、車で東京に向かって南下するという計画。

4月30日、東京駅でシコクくんと合流後、駅弁屋 祭で弁当を調達してはやぶさに乗車。ゴールデンウィークとあって人出も多く、弁当の列が結構長くてじゃっかんヒヤヒヤする滑り出し。

はやぶさ初体験

この旅行ではじめて扱うGoProのテストも兼ねて、東京~八戸間の車窓をタイムラプス撮影してみるも、全体的に曇り、雨で終始冴えない画になってしまった。

当時のGoProは、動画の連続撮影時間にハードウェア上の制約があり、タイムラプスを長時間動画撮影の代わりにできるかという実験のつもりもあったが、こういうのは定点撮影に使うものであって、目まぐるしく画が変わる撮影には不向きだなと感じた。

天候に関して言えば、結果的に旅程の中で雨に降られたのは初日だけだったので、総合的には天候に恵まれた旅程となった。

新幹線2時間強で八戸駅へ到着。東京から乗り換えもなくあっさりで、のぞみで大阪行くのと変わんないな、という感じ。

はじめての八戸

駅で合流したトーホクくんの案内で、軽く八戸観光へ。まずは国宝合掌土偶を収蔵している是川縄文館へ行くことに。

立派な眉毛

2018年に東博でやった縄文展で一度見ていたが、周辺出土品と併せて改めて見学。

続いて、4月末でもぎりぎりサクラが見られるということで、付近の桜並木を流してから、種差海岸に沿ってドライブし、蕪島神社へ。

4末でもギリギリ葉桜

蕪島神社はウミネコ繁殖地として天然記念物指定されている名所。
大量のウミネコが人を畏れる様子もなく群れをなしており、ちょっと怖い。ヒッチコックじゃん。

終始ウミネコのにゃあにゃあという鳴き声が耳を弄し、ちょっと草むらをかき分けるとそこかしこに卵が産み付けられており、さすがの天然記念ハプニングスポット。
ウミネコの糞まみれの境内もなんかご利益ありそうでした。(ラックが上昇する系

わがものがお

翌日からのハードスケジュールに備えて八戸観光は軽めに切り上げて、いったんトーホクくん宅に荷物を置いてから、夕食は歩いてみろく横丁へ。

この横丁は、1店舗あたり3.3坪、カウンターで店主1人に客8人という間取りのこじんまりした店が26店舗連なっており、店主やカウンターを囲んだ客同士でコミュニケーションしながら飲み食いする居酒屋通り。
いろんなジャンルの横丁の店をハシゴして、色んな食事を楽しめるいい場所だった。
しかし、不特定多数とカウンターで飲食するという形態がもろに響いて、この年の暮れからしばらくは大変だったみたい。また八戸に行ったときには再訪したい場所。

横丁内では、串揚げ、野菜料理などをハシゴして楽しんだ

横丁のシステムとして、基本的には3年周期で店を入れ替えるということだが、パンデミックによる閉鎖等を挟んで入れ替えが延期された結果、串揚げの方は先月まで営業していたみたい。
野菜料理の方はパンデミックの最中、2020年8月頃に閉店したとのこと。

ハシゴしつつ、せっかくだから八戸らしい海産物でも、という話になったが、そういう店はやはり観光客に人気らしく、混雑がすごくてなかなか入れず。
そこで、途中から横丁を外れて付近を散策し、烏賊刺しが食べられる店に。

烏賊刺しやら鯖やらも食べたけど、なぜかせんべい汁がつよく印象に残った。
餅と麩の中間みたいな食感がおもしろくて、あのかったい南部せんべいがこんなに化けるのかっていう驚きが強かった。
こちらの店は、残念ながら2021年3月に閉店した模様。

食も人も一期一会

〆には横丁まで戻って八戸の煮干しラーメンを。ちょっと食べ過ぎました。

翌日は早朝から動くため、食後は早々にトーホクくん宅に引き上げ。
旅程の意識合わせなどしていたところ、最終日に訪問予定の大洗について、シコクくんが前提となるガルパン未履修というので、急遽FireTVで上映会を開始。
最終的には4日目の大洗訪問までに、TVシリーズ、劇場版、最終章までの履修を完了しました。



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