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部門間の連携ってスムーズですか?

 仕事を進めるうえで避けて通れない問題として、部門間の連携があると思います。会社に所属している以上は、自分の思い通りに物事が進められるということはほとんどなく、関係する人や部門間での連携が必要になると思います。何か一人でやるということは楽ではありますが、私としては自分の考えがスペシャルであるとは思ってないですし、何かいろんな人と関わりながら物事を進めていくというのが好きです。
 とはいえ、同じ部署なら何となくうまくいく”連携”において、部署をまたぐとうまくいかないってことが結構ありました。”こんな風だったらいいな”という希望も含めて書いてみます。

仲が良い悪いの問題ではなく、、

 チーム間や部門間の連携に関して、上手くいっている(もしくは、上手くいってない)理由を考える際に、”関係者が仲がいいから”(仲が悪いから)という理由を聞くことがありました。仲がいいことは良いことですし、雰囲気があまりに悪いと上手くいくことも上手くいかなくなってしまうということもあるかと思います。ですが、大体の場合は上手くいった結果として、仲が良くなっている・雰囲気がいいとなっていることが多かったように思います。まず仲良くなることや雰囲気作りを優先してスタートすると、結構遠慮しすぎたりして、率直な意見が言えないというような、マイナス面が出てくることも多いのではないかと思っています。

ちょっとだけ気を遣う

 では、何がポイントになりえるかというと、”ちょっと相手のことを考えてみる”という事のような気がします。何かプロジェクトにしろ、ルーティーンの業務にしろ、”資料を分かりやすくまとめておく”とか”事前に相手の部署の状況をヒアリング”してみるとか、「ちょっとだけ気を遣う」ということだけでスタートが上手くいくっていう事も結構あるように思います。ヒアリングしてみたら、自分が思っていたより相手の部署の業務が詰まっていた、なんてこともあります。
 「ちょっとだけ気を遣うという点」でいうと、メールの返答とかもお願いすることが当然とかにならないようにしないといけないとは思います。日本的な過剰な謙遜や”申し訳ありませんが、、、”みたいな表現はあまり好きではないんですが、英文のメールで見られるような感謝から始まるみたいなところは、いいなと思います。

 ちょっと話はそれますが、英文でのメールのやり取りの時には、"感謝"から始まることが多いなあと思っていました。。"Thank you for your understanding.”とか、"I appreciate your prompt reply."みたいな感じです。毎回、”ご理解に感謝します”とか”早速のご返事に感謝します”という言葉が冒頭に入ってくるので、最初のころはちょっと違和感もありました。ですが、毎回こういう文言を入れながらやり取りをすると、相手からの感謝を常に感じますし、もちろん言われて悪い気はしません。日本語のメールの際によくある”申し訳ありません”だと、何となく距離感を感じるほうですが、”ありがとうございます”だとちょっと近い距離感のような気がして、最近はなるべく”ありがとう”を使うようにしています。

連携してやった方が楽しい

 色々な人と関わったり、部門間の調整をしながら仕事を進めたりするのって、結構面倒だなとも思うこともあります。ただ、個人的な感想でいうと”誰かと一緒にやると達成感はより大きい”という単純なメリットがあると思います。なんの引っ掛かりも無い仕事を終わらせても達成感や喜びは少ないですが、誰かを巻き込むことで起きるちょっとした面倒さなどの引っ掛かりがある仕事の方が、俄然達成感は大きいですよね。

まとめ

 気を遣うとか、思いやるというようなことを書いてはみましたが、最後に”遠慮”とは全く違うということだけ付け足しておきます。遠慮して言うべきことを言わないということは、相手に対して逆に失礼ということを肝に銘じています。逆に遠慮されないようにするというのも重要ですよね。
 ”親しき中にも礼儀あり”というか、まずはリスペクトからというか、、、
信頼関係がないと何事も上手く進まないというのが、私の結論です。